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1800年ぶりに光を浴びた‘金製イヤリング’

原文入力:2009-09-16午後07:17:31
金浦で3世紀 馬韓の墓 19基発掘…遺物あふれる

ノ・ヒョンソク記者

1800年ぶりに光を浴びた‘金製イヤリング’

←金浦で発見された3世紀馬韓人の周溝墓と墓から発掘された国内最高の金製イヤリング,ネックレス,鉄製武器.

3世紀初期、百済の有力勢力だった馬韓の人々の墓群が京畿道,金浦,漢江流域で大量に発見された。特に墓の中からは国内で最も早い時期に作られた金製イヤリングをはじめとして1mを越える鉄剣,刀の柄が輪形の刃物(環頭大刀),鉄鏃などの武器類が多量に出た。
金浦,陽村宅地開発地区を調査してきた漢江文化財研究院は最近金浦市,雲陽洞,モダム山麓で初期百済時代の馬韓周溝墓(周りを溝で囲まれた墓) 19基を発掘した結果、金製イヤリング1組と水晶玉,玉などをはじめとする装身具類と鉄製武器,鉄製農機具,楽浪土器などの遺物が多量に出土したと16日明らかにした。

この墓群遺跡は漢江下流に近い海抜65mの丘陵一帯で、古代から交易要衝地として指定された所だ。出土した金製イヤリングは北方遊牧民たちが使った装身具系統である反面、鉄製武器類は2~3世紀嶺南地域の墓副葬品と同じで、当時漢江を中心に活発な南北交易がなされていたことを推察させる。研究院側は「漢江下流側で馬韓の墓群が大量発見されたのは今回が初めて」として「馬韓人が漢江流域に強力な政治勢力として位置していたという事実を立証するもの」と分析した。 文 ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr,写真 漢江文化財研究員提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/377082.html 訳J.S