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歌手イ・ヒョリ、SNSに慰安婦被害を扱った映画『ヌンキル(雪道)』のOST公開

登録:2017-02-17 21:48 修正:2017-02-18 06:22
歌手イ・ヒョリ //ハンギョレ新聞社

 今年上半期に歌謡界カムバックを準備している歌手イ・ヒョリ氏が、日本軍「慰安婦」被害者を素材にした映画『ヌンキル(雪道)』の映画音楽を公開し、徐々に復帰を準備している。

 イ・ヒョリ氏は14日、自身のインスタグラムに映画『雪道』のオリジナル・サウンド・トラック(OST)中の一つである「私を忘れないで」の映画のティーザー形式(覆面)ミュージックビデオを公開した。

 「私を忘れないで」は「小規模アカシアバンド」メンバーのソン・ウンジ氏と「3号線バタフライ」のボーカルを務めるナム・サンア氏、オ・ジウン氏とシワなど音楽家らと共に2013年に発売したアルバム収録曲の一つで、当時イ・ヒョリ氏がプロボノ(技能貢献)で参加した曲だ。『雪道』は日帝強制占領期間(植民地時期)にわけも分からないままに日本軍の手で連れていかれた慰安婦被害者の少女の友情を扱った映画で、3月1日の封切りを控えている。子役俳優出身のキム・ヒャンギとキム・セロンらが主役を演じた。

映画『ヌンキル(雪道)』のスチールカット//ハンギョレ新聞社

 イ・ヒョリ氏は『雪道』のイ・ナジョン監督の提案で、映画ティーザー形式ミュージックビデオに「私を忘れないで」を参加させたという。イ・ヒョリ氏は2012年にも「ナビ(蝶々)基金」の1号寄付者になって注目を集めたことがある。ナビ基金は日本軍「慰安婦」被害者をはじめとするすべての女性が差別と抑圧、暴力から解放されて“蝶々”のように自由に羽ばたくことを念願するという意味で作られた基金で、2012年の女性の日である3月8日に「慰安婦」被害者のキム・ボクトンさんとキル・ウォンオクさんが記者会見を行い宣言した基金だ。

イ・ジェフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/783097.html 韓国語原文入力:2017-02-17 15:53
訳J.S(886字)

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