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‘朝鮮王陵’世界文化遺産登載

原文入力:2009-06-27午前02:24:36
9番目 ユネスコ世界遺産誕生

ノ・ヒョンソク記者

←世宗の英陵. 文化財庁提供

‘朝鮮王陵’が韓国の9番目ユネスコ(UNESCO・国連教育科学文化機構)世界遺産になった。

ユネスコ世界遺産委員会(WHC)は27日明け方(韓国時刻)、スペインのセビリアで33次会議を開き、韓国が申請した‘朝鮮王陵’(Royal Tombs of the Joseon Dynasty)に対する世界文化遺産登載を最終確定した。

これに伴い韓国は慶州石窟庵・仏国寺,海印寺蔵経板殿,宗廟,昌徳宮,水原華城(以上1997),慶州歴史遺跡地区,高敞和順江華支石墓(コインドル)遺跡(以上2000)に続き、朝鮮王陵を8番目の世界文化遺産に追加することとなった。済州火山島と溶岩洞窟は2007年世界自然遺産に指定され韓国が保有する全体世界遺産総数は9件であり、2004年文化遺産に登載された北韓・中国の高句麗古墳群を含めれば韓民族の世界遺産は計10件になる。韓国は総計42基の朝鮮時代王陵のうち北韓 開城付近にある諸陵(1代太祖元妃神懿王后の陵)と厚陵(2代定宗と定安王后の陵)を除く40基の王陵を昨年世界遺産として申請した。

先立って去る4月、ユネスコ諮問機構の国際記念物遺跡協議会(ICOMOS)は韓国の朝鮮王陵40基を事前実態調査して提出した評価結果報告書で‘登載勧告’判定を下し登載が有力視されてきた。今回のユネスコ世界遺産委員会には、世界各国から自然遺産と文化遺産を含め30件を登載申請した。ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr

原文:https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/362670.html 訳:J.S