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予算浪費と批判されたザハ・ハディドの東大門デザインプラザ(DDP)の華麗な変身

登録:2014-10-22 08:24 修正:2014-10-22 11:54
今年3月オープンするまで巨額の建設費と独特なデザインなどで問題になった世界的建築家ジャハ・ハドが設計した東大門デザインプラザと周辺の様子。//ハンギョレ新聞社

一日2万3千人が訪問、累積500万人
東大門商圏の月売上は20~30%増加
25日に「DDP東大門祭り」開幕式

 “奇怪な建物”と非難された東大門デザインプラザ(DDP)に対する評価が変わるのだろうか。DDPオープン後に周辺の流動人口が20%も増え、東大門市場の商圏を活性化させているという分析が出された。

 21日、ソウルデザイン財団のDDP経営団の分析結果によれば、今年3月21日にオープンしたDDPの累積訪問客は500万人を越え(10月17日基準)、一日平均2万3000人ほどが訪問している。

 流動人口の増加はドゥータ、ミリオレ、ロッテピットイン、グッドモーニングシティ、ハローapmなどの周辺商圏の売り上げにも肯定的な影響を与えている。ドゥータとロッテ ピットインはDDPオープン後に月売上が20~30%ほど増えたとDDP経営団は分析した。

 DDPはオ・セフン元ソウル市長が4840億ウォン(1ウォンは約0.1円)の予算をかけ作った。周辺の景観にそぐわず、歴史的意味が深い東大門運動場を解体したうえ、建設当時発見された遺跡を他の場所に移すなどの点で多くの批判を受けた。なにより一年間の運営費が321億ウォンに達する“金食い虫”と指摘された。パク・ウォンスン市長は「さらなる予算投入はない」として“100%自立”を目標にたてたが、オープン当初は自立のために必要な年間75万人の訪問客達成は不可能といする展望が支配的だった。

 だが、すでに訪問客は500万人を越えた。DDP経営団関係者は「ソウル市出資金の一部を除いて自主的に調達しなければならない運営費312億ウォンのうち71%をすでに展示や賃貸収入で稼いである」と話した。25日には俳優キム・スヒョンのソウル市広報大使の委託式、市民と地域商人が参加するDDP東大門祭り開幕式などが開かれる。

英国在住のイラク人建築家ザハ・ハディド氏が設計した東大門デザインプラザ(DDP)

ウム・ソンウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2014.10.21 22:33 

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/660872.html 訳Y.B(751字)

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