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社説・コラム
[社説]愛国歌論争は時代遅れだ
登録:2012-06-17 22:16
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https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/538114.html
原文入力:2012/06/17 19:06(1289字)
イ・ソクキ議員(統合進歩党)が愛国歌を国歌とは認められないという趣旨の発言をして論議がおきている。イ議員は "愛国歌は国を愛する歌の一つで、我が国は国歌を法で制定していない。個人的にはアリランが私たちの国歌のようなものと思える" と話したという。発言の背景がどうであろうと一言で言えば不適切な発言だ。 イ議員の発言は何より時ならぬ理念論争をあおったという点で軽率だ。イ議員は現在、話題の中心にある人物だ。統合進歩党の比例代表予備選の不正問題で党内外から辞退の圧力を受けている。保守勢力はイ議員らに従北(訳注・北朝鮮シンパ)のレッテルを付けてイデオロギーを追及している。そのような渦中に、愛国歌は国歌ではないとの発言は、保守勢力にかっこうの口実を与えるようなものだ。
愛国歌は政府樹立以後、慣行的に国歌として用いられてきた。日帝の強制占領期間の苦痛を受けた烈士が国を思って歌った歌でもある。過去の軍事独裁時期の全体主義勢力が独裁を維持するためにも利用したが、歌自体を問題視するわけにはいかない。何より私たち国民は愛国歌と太極旗を国の象徴として変わりなく愛している。国民の代表である国会議員は常識的に国民の視線に合わせて物事を見なければならない。愛国歌を理念論争の対象にするのは百害あって一利なしだ。
愛国歌よりアリランがましといった話は一種の時代遅れの議論だ。愛国歌を歌う歌わないをもって進歩(先進的)だとか違うとかいう時代は過ぎた。国民と息を合わせられるならば愛国歌を合唱することも刷新でありうる。従北や米国追従も同じだ。従北というのは人を判定する恐ろしい武器になりえるように、米国追従もむやみに責め立てるべきのものではない。時代は変化しており、進歩も変わらなければならない。愛国歌の正統性を云々したり、米国追従が本当の問題だというような発言で進歩のように見せようとするのは、ひどい時代遅れだ。イ議員は進歩陣営全体のレベルを10年も20年も昔に後退させる発言を慎むことを望む。
イ議員が "愛国歌斉唱を強要するのは全体主義だ" とした発言は注意する必要がある。すべての行事で愛国歌を唱えなければならなかったり、愛国歌を歌わなければ思想に問題があるといった対応は、軍事独裁政権時代にこそありえるようなものだ。イ議員発言を何かの従北の根拠として思想追求すべき事でもない。今はのんきに理念論争をしている時ではない。イ議員はこれ以上党と進歩陣営に迷惑をかける行動をやめて自ら去就を決めることを望む。
原文: 訳T.W
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