登録 : 2013.02.12 23:27 修正 : 2013.02.13 05:02

 北韓が3次核実験を強行した。わが政府をはじめとする国際社会が一致団結して説得し、警告もしたが、北韓指導部は耳に入れた素振りもなく、自分の行く道を選んだ。残念で、失望的なことこの上ない。北韓は誤った行動にともなう厳重な代価を払う覚悟をしなければならない。

 北韓公営の<朝鮮中央通信>は昨日、"我が国防科学部門は2月12日北部の地下核試験場で第3次地下核試験を成功裏に進めた。以前と異なり爆発力が大きくなりながらも小型化、軽量化された原子爆弾を使い、高水準で安全且つ完ぺきに進行された今回の核試験は、周囲の生態環境にいかなる否定的な影響も与えなかったことが確認された" と報道した。気象庁が今回の核実験以後に探知した人工地震は4.9であり、国防部は3次核実験の爆発力を6~7キロトン(kt・TNT爆薬1000tの爆発力)と推定した。2006年の第1次の際の3.6, 爆発力1キロトンと、第2次の際の4.5, 爆発力2~6キロトンに比べて性能が大きく向上した。実験方法が第1・2次のようなプルトニウム方式なのか、あるいは高濃縮ウラニウム方式なのか、二つの混合方式なのかはまだはっきりしない。

 しかしいずれにしろ北韓の今回の核実験成功は第1・2次の時とは質的に異なる東北アジア危機を招くことは確実だ。昨年末、大陸間弾道ミサイルの技術に転用できる長距離ロケット発射の成功に続き、広島原爆の半分程度の爆発力を持った核実験に成功したためだ。北韓の報道どおりならば、米国本土を威嚇できる原子爆弾を手に入れたのだ。また北韓は今回の核実験強行を通じて彼らの意図が防衛的な抑止手段としての核兵器開発ではなく‘攻撃的核能力’の追求にあるということを露骨に示した。まず核能力を最高水準に引き上げた後に交渉可否を決めるという意図であろう。

 国連は昨夜、国連安保理を緊急招集して追加制裁議論に着手した。 わが政府と米国、中国、日本など関連国も互いに連絡を取って緊密な対応に乗り出している。軍当局は軍事対備態勢を3段階から2段階に一段階格上げし、韓米連合軍司令部も北韓の追加軍事挑発に備えて対北韓情報監視態勢である‘ウォチコン(watchcon)’を3段階から2段階に高めた。当然取らなければならない行動だ。国連安保理では先月対北韓の制裁決議2087号により金融・海運制裁などが含まれたより強力な内容の追加制裁案を出す可能性が高い。国連の決議を真っ向から無視した北韓の挑発行動に対しては国際社会が断固として対応する必要がある。

 問題は制裁だけでは北韓が策定し進めている核武装を防止できないという点だ。100万人以上の人命被害が予想される軍事的解決策を講じることもできない。だからといって北韓が破滅を覚悟の上で核兵器を先制使用してくる可能性も希薄だ。関連国は北核問題が抱えているこのような仕組みを冷静に把握して、硬軟両面の策をうまく使わなければならない。

 その中でも我が国の対応が最も重要だ。ひとまず与野党が北核問題に超党派的に対処することにして、我が国が主導できる環境を整備したことは良いことだ。しかしより重要なことは、段階的に高まって行く北韓の挑発とこれに対する国際社会の制裁という悪循環の輪を断ち切る創意的な解決策を与野党が協力して考え国際社会を牽引することだ。朴槿恵 新政府の知恵と勇気が緊要だ。

韓国語原文入力:2013.02.12 19:09
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/573562.html 訳T.W(1522字)

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