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日本の野党、改革勢力「後退」、右翼系「躍進」

登録:2022-07-11 11:37 修正:2022-07-11 22:41
昨年、ドキュメンタリー『なぜ君は総理大臣になれないのか』の人気で大衆的認知度が高まった立憲民主党の小川淳也政調会長が2日、東京の立川駅前広場での街頭演説で支持を訴えている。東京/キム・ソヨン特派員//ハンギョレ新聞社

 10日の日本の参議院選挙で、進歩色の野党の議席数が大幅に減った。日本政治の「右傾化」がますます進む見通しだ。

 NHKが開票翌日の11日報じた開票結果によると、最大野党である立憲民主党は選挙前の23席より減った17議席(非改選議席を合わせて39議席)。過去の植民地支配に対する謝罪と反省の意を明らかにした1995年の「村山談話」で有名な村山富市首相を輩出した社民党は、今回1議席を守った。日本共産党も6議席から4議席(非改選を合わせて11議席)へと減った。

 自民党を牽制する右翼政党である日本維新の会は、現在の6議席から12議席(合わせて21議席)へと大幅に増やした。維新の会は昨年10月の衆議院選挙でも、従来の11席から41席へと議席が4倍近くに増えており、大阪という地域的限界を克服し、全国に支持領域を拡大している。日本維新の会は憲法9条に自衛隊の存立根拠を明記する改憲案と、国内総生産の2%への防衛費増額に賛成している。

 一方、大統領室の幹部は同日午後、取材陣に対し、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が近く在韓日本大使館の設ける焼香所を訪ね、安倍元首相を弔問する予定だ」と明らかにした。しかし、現在のところは尹大統領が日本を訪問する計画はないと語った。

東京/キム・ソヨン特派員、ペ・ジヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1050383.html韓国語原文入力:2022-07-10 21:05
訳D.K

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