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韓国警察、待機措置違反者は保健当局の告発を待たず捜査する方針

登録:2020-04-04 06:16 修正:2020-04-04 07:30
今月3日午前、京畿道城南市のKOICA研修センターで2週間の隔離生活を終えたイラン在外国民が退所している。この日退所したイラン在外国民は当初、先月20日の1次検査で陰性で自宅隔離される予定だったが、1人が陽性反応を示し、団体で2週間施設隔離された//ハンギョレ新聞社

 今後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と関連し、2週間の自宅・施設での隔離措置に違反すれば、保健当局の告発がある前でも警察の捜査を受けることになる。

 ソウル地方警察庁は3日、COVID-19関連の自宅・施設隔離措置に違反した事実が確認されれば、5日から保健当局の告発を待たずに積極的に捜査に着手し、厳しく処罰する方針だと発表した。外国人は隔離措置に違反した場合、出入国管理法によって強制追放されるか、再入国禁止などの対象になる。

 警察関係者は「これまで保健当局の隔離措置違反者の所在確認要請に積極的に協力し、告発があれば捜査を行ってきたが、処罰条項を強化し、違反者が増えるものと予想されるだけに、国民の健康を守るため積極的な措置が必要だと判断した」と、今回の方針を決めた背景を説明した。

 COVID-19感染者が世界的に急増し、今月1日から「海外入国者防疫管理強化策」が施行され、入国者全員は14日間、自宅や施設で隔離されることになる。

 5日からは隔離措置違反者に対する感染病予防法の処罰条項が、従来の「300万ウォン(約26万円)以下の罰金」から「1年以下の懲役または1000万ウォン(約88万円)以下の罰金」に強化される。

オム・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/935538.html韓国語原文入力:2020-04-03 12:24
訳H.J

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