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韓国党、テ・ヨンホ元駐英北朝鮮公使を迎え入れ「ソウル選挙区公認」

登録:2020-02-11 08:18 修正:2020-02-11 19:37
テ・ヨンホ元駐英北朝鮮公使=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 自由韓国党が4・15総選挙を控えて脱北者のテ・ヨンホ元駐英北朝鮮公使を迎え入れると明らかにした。テ元公使は比例代表ではなくソウル選挙区に公認を受けて出馬することになるものと見られる。

 韓国党のキム・ヒョンオ公薦管理委員長は10日、公薦管理委員会(公管委)の会議後に記者たちと会い、「テ元公使が選挙区に出馬して堂々と有権者の審判を受けると自分で決定した」とし、公管委の立場としてテ元公使を迎え入れたと明らかにした。キム委員長は「彼の勇気と決断が脱北者と真の統一を望む南北の国民全てに希望を与え、有権者がこれを高く評価すると思う」として「テ元公使をソウルの選挙区にまず推薦する方式で戦略的に公認する」と明らかにした。

 韓国党の公管委はこの日、テ元公使とともに医者出身のソン・ハンソプ元ソウル西部地検検事も戦略的に公認すると明らかにした。ソン元検事もソウルの選挙区の公認を受けることになると予想される。ソン元検事は先月、法務部の検察職制の改編後に「検察が最も難しい時に去るようで心が重いが、検察の皆さんが賢明に危機を乗り越えることができると信じている」と謝意を示した。

 キム委員長は「ソン元検事は将来を嘱望され、(辞職後)1カ月にもならない間に誰もが知っている最高の法律事務所から要請が来たことも辞退し、韓国最高のIT企業も辞退して、正義の守護のために韓国党を選択した」として「韓国党に必ず入って来て国民に希望のメッセージを伝えることを期待する」と話した。

キム・ミナ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/927689.html韓国語原文入力:2020-02-11 02:41
訳M.S

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