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大統領府、ポンペオ訪朝に「水面下の交渉で進展があっただろう」

登録:2018-10-03 22:02 修正:2018-10-04 06:41
マイク・ポンペオ米国務長官//ハンギョレ新聞社

 大統領府は3日、マイク・ポンペオ米国務長官の7日の平壌訪問に関して、朝鮮半島の非核化に進展があるだろうという期待を示した。

 大統領府高位関係者は、「ポンペオ長官が今月中旬に北朝鮮を訪問すると予想していたが、予想より早く平壌に行く」として「日程が前倒しになったということは、朝米間の非核化に関する水面下の交渉である程度の進展があったということではないだろうか。大きな枠組みで非核化の部分で実質的進展という成果を上げることを期待する」と話した。別の大統領府関係者も「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の平壌、ニューヨーク訪問で、消えかけていた(朝米対話の)火種を生き返らせたことだけでも所期の成果を上げられたと判断する。ポンペオ長官の早い訪朝には肯定的な側面がある」と話した。

 大統領府は、米国側が北朝鮮の非核化措置に対する相応の措置を取ることを期待している。文大統領は先月、フォックスニュースとのインタビューで、平壌連絡事務所開設▽経済視察団交換▽人道的支援などを相応の措置の例としてあげた。大統領府はポンペオ長官の訪朝で2回目の朝米会談の時間と場所が確定するだろうという展望に関しては、可能性を低く見た。大統領府関係者は「それが出てくるならば途方もない成果だが、今回出てはこないだろう」と話した。文大統領は、ポンペオ長官と8日に面談すると見られる。大統領府側は「ポンペオ長官の平壌での日程により流動的だが、慣例から見れば夜の遅い時刻に(ソウルに)来るだろうし、おそらく8日に会うと予想する」と話した。

ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/864317.html韓国語原文入力:2018-10-03 19:37
訳J.S

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