マイク・ポンペオ米国務長官は27日(現地時間)、国連で北朝鮮核問題と関連して「私たちは今、未来の夜明けにいる」として、北朝鮮の非核化への行動を促した。来月の平壌訪問を控え、全世界が集まった国連総会で北朝鮮に向かって「制裁による孤立」と「明るい未来」のどちらに行くかを選択せよと繰り返し圧迫した。
ポンペオ長官はこの日、ニューヨークの国連本部で北朝鮮を主題に安全保障理事会(安保理)長官級会議を主宰した。ポンペオ長官は冒頭発言で「北朝鮮の核と弾道ミサイル開発を阻むための過去の外交的努力は成功しなかった」と指摘して、「しかし、今私たちは未来の夜明けにいる」と述べた。「ドナルド・トランプ大統領が数十年ぶりに国際社会の圧迫作戦を主導して、重大な外交的突破口を作った」ということだ。
ポンペオ長官は「トランプ大統領は、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が約束を守れば、北朝鮮と北朝鮮国民の前にははるかに明るい未来が待っていて、米国がその未来を操り上げる最前線にいるだろうと明確にした」と話した。彼は「私たちはその時間ができるだけ早く来ることを願う」とし、「北朝鮮の平和と明るい未来に向かう道は、ただ外交と非核化を通じるだけでなされる」と強調した。同時に「これは北朝鮮が別の道を選択すれば、必然的に増加する孤立と圧力に直面するということを意味する」と警告した。
ポンペオ長官は、安保理決議第2397号により今年の対北朝鮮精油供給量を年間50万バレルに制限したが、船舶間の積み替え方式などでまともに守られていないと具体的に指摘した。それと共に「安保理決議案は最終的で完全に検証された非核化(FFVD)を実現するまで必ず強力に維持しなければならない」と話した。
ポンペオ長官は繰り返し「私たちは未来の夜明けにいるが、まだその未来がどんなものを持たらすかは分からない」とし、「だが、外交での現在の突破口が北朝鮮にさらに明るい未来と私たち皆にさらに安全な世界をもたらすことを希望する」と述べた。
ポンペオ長官は、来月の平壌訪問と関連して「トランプ大統領が私に来月平壌に行き金正恩委員長に会って、その(非核化)過程を促進することを指示した」と話し、金委員長との面談計画があることも明らかにした。
この会議でカン・ギョンファ外交部長官は「ポンペオ長官の言葉通り、私たちは本当に北朝鮮の非核化という挑戦と関連して未来の夜明けにいる」と呼応した。カン長官は2回目の朝米首脳会談に対する期待を表して「今後数週、数カ月が過ぎれば、恒久的に平和な核のない朝鮮半島の実現という共同の目標に大きく近づくと確信する」と述べた。
この会議で中国とロシアは、制裁緩和の検討の必要性に言及し、米国と対立した。中国の王毅外交担当国務委員は「対北朝鮮圧迫は目標ではないというのが中国の確固たる立場」と話した。彼は、北朝鮮が非核化要求に応じる場合、制裁を修正できるようにした安保理決議案の規定を適切なタイミングで適用することを考慮する必要があると話した。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相も「対北朝鮮制裁が集団的処罰になってはならない。制裁の強化は北朝鮮の人道的危機を生むだけ」と話した。