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汎民族平和フォーラム、22日に中国瀋陽で開幕

登録:2018-08-22 05:52 修正:2018-08-22 10:50
今月16日午後、光州市役所1階ロビーで「休戦ライン、分断70年を超えて」をテーマに開かれた市民参加特別展示会で、ある市民が4・27南北首脳会談当時、文在寅大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長が握手する様子を描いた絵を見ている/聯合ニュース

 ハンギョレ統一文化財団(理事長チョン・セヒョン)が8・15光復節73周年を記念し、民主平和統一諮問会議(首席副議長キム・ドクリョン、事務処長ファン・インソン)と共に開く「汎民族平和フォーラム」が22日、中国瀋陽で幕を開ける。「わが民族、平和と繁栄の時代を開く」をテーマに開かれる今回のフォーラムでは、韓国や北朝鮮、海外同胞の専門家らが膝を突き合わせて「4・27板門店(パンムンジョム)宣言」の履行と朝鮮半島における平和定着案を模索する。

 フォーラムは22日、瀋陽でキム・ドクリョン民主平統首席副議長と北側団長が基調演説をした後、23日に丹東で出席者たちが本格的な討論を行う方式で進められる。北側からは高官級を団長とした5人の代表団が出席する。南北首脳会談後、北側代表らが南側の専門家たちと共に板門店宣言の履行案を公開的に討論するのは初めてだ。チョン・ナンギョン民主平統委員活動支援局長は「北側から出席者たちの名簿を受け取った」とし、「彼らは全員、主題発表と討論に参加する」と話した。

 丹東で開かれる討論は、▽平和共存:南北の信頼構築および平和定着▽共同繁栄:民族経済のバランス発展▽統一:平和と統一に向けた南北および海外同胞の役割など、計3つのセッションで構成されている。南側と北側専門家らが主題発表をすると、南北および海外同胞の専門家や活動家で構成されたパネルがその場で討論を繰り広げる方式で行われる。

 南側からはキム・ヨンチョル統一研究院長やチョ・ソンニョル国家安保戦略研究院首席研究委員、チョ・ボンヒョンIBK企業銀行経済研究所副所長、キム・ドンヨプ慶南大学極東問題研究所研究室長、ヨ・ヘスク「平和を作る女性の会」理事、クォン・ヒョクチョル・ハンギョレ平和研究所長などが出席する。海外同胞としては、金景一中国北京大学教授、李鍾元(リー・ジョンウォン)早稲田大学教授、キム・ゲルマン・カザフスタン国立大学教授、パク・スノク・サハリン韓人協会会長、アン・テヒョン米国LA統一戦略研究協議会首席研究員、キム・サングク・ベルリン自由大学教授、イ・ユンジョン英国レスター大学教授など、7カ国から約20人が参加する。

ユ・ガンムン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/858510.html韓国語原文入力:2018-08-21 20:56
訳H.J

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