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光州ナビ「日本軍性奴隷問題の解決」求める

登録:2018-03-02 01:51 修正:2018-03-02 08:18
今月1日昼12時、光州市錦南路5・18民主広場で、光州ナビの主催で開かれた三・一節99周年記念「日本軍性奴隷問題の解決のための第11回光州水曜集会」で、青少年たちがフラッシュモブを行っている=光州ナビ提供//ハンギョレ新聞社

 日本軍性奴隷生存者問題の正しい解決を求める「光州(クァンジュ)ナビ(蝶)」は1日昼12時、光州市錦南路5・18民主広場で、三・一節99周年記念「日本軍性奴隷問題解決のための第11回光州水曜集会」を開いた。

 同日の行事は「独立、完全な自主権を叫ぶ」というテーマで三・一節青少年フラッシュモブと打楽グループのオルシグの公演などの順で進められた。特にこの日、ソルウォル女子高校の生徒らは、日本軍慰安婦被害女性に送る手紙を朗読し、注目を集めた。ヤン・ソヨン(17・ソルウォル女子高校)さんは「映画『鬼郷』を見て、日本軍の性奴隷となった方々が経験した痛ましい歴史を記憶する意味で、ハガキを製作した。みんなが持続的に関心を持たなければ、痛ましい歴史が繰り返されるかもしれない」と話した。イ・ヒョンミン(17・ソルウォル女子高校)も「ハルモニ(おばあさん)たちの強靭な精神を見習い、最後まで行動を共にする。私たちの小さな動きが巨大になれるよう見守ってください。そして(行動を)共にしてください」と訴えた。

3月1日昼12時、光州ナビの主催で5・18民主広場で開かれた第11回光州水曜集会で、ソルウォル女子高校の生徒たちが日本軍慰安婦被害者に送る手紙を朗読している=光州ナビ提供//ハンギョレ新聞社

 光州ナビは、昨年3月1日、日本軍性奴隷生存者問題の正しい解決に関心を持っている市民団体と個人が集まって立ち上げた団体だ。毎月第一水曜日正午に光州市西区光州市庁前の平和の少女像前で、水曜集会を開くと共に、全羅南道潭陽(タミャン)に居住する被害生存者クァク・イェナムさん(93)の支援に情熱を注いでいる。

光州/チョン・デハ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/834227.html韓国語原文入力:2018-03-01 14:28
訳H.J

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