
20日昼、ソウル市鍾路区の旧駐韓日本大使館前で開かれた「日本軍性的奴隷問題解決のための第1314回定期水曜集会」に、今月16日に亡くなった宋神道さんの遺影が置かれている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社
20日昼、ソウル市鍾路区(チョンノグ)の旧駐韓日本大使館前で「第1314回日本軍性的奴隷問題解決のための定期水曜集会」が開かれた。今回の水曜集会では、今月16日に日本で亡くなった日本軍「慰安婦」被害者、宋神道(ソン・シンド)さんの追悼行事が開かれた。
1922年、忠清南道論山(ノンサン)で生まれた宋さんは、16歳の時に中国の武昌にあった日本軍慰安所に連れて行かれ、7年間「慰安婦」として過ごした。1993年、宋さんは日本国内の「慰安婦」被害者として一人で日本政府を相手に法的闘争を始めたが、2003年日本の最高裁判所が上告を棄却して敗訴が確定した。
その後10年にわたる裁判過程を記録したドキュメンタリー映画「オレの心は負けてない」が2007年に公開され、大きな反響を呼んだ。この映画のタイトルは、長い法廷闘争の末に敗訴した宋さんが「それでも心は負けてない」と話した言葉から取った。

20日昼、ソウル市鍾路区の旧駐韓日本大使館前で開かれた「日本軍性的奴隷問題解決のための第1314回定期水曜集会」で、ある参加者が涙を流している=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

20日昼、ソウル市鍾路区の旧駐韓日本大使館前で開かれた「日本軍性的奴隷問題解決のための第1314回定期水曜集会」で、参加者たちがスローガンを叫んでいる=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

20日昼、ソウル市鍾路区の旧駐韓日本大使館前で開かれた「日本軍性的奴隷問題解決のための第1314回定期水曜集会」で、少女像の後ろで参加者がプラカードを持っている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社
パク・ジョンシク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )