来月中旬に開通するソウル~江陵(カンヌン)区間のKTXの料金が2万7600ウォン(約2800円)に決まった。
国土交通部は、ソウル~江陵KTXの運賃と運行回数、停車駅を定める列車運行計画を用意したと21日明らかにした。ソウル駅から出発する場合、運賃は2万7600ウォン、清涼里(チョンリャンリ)駅から出発する場合は2万6000ウォンに策定された。2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間に運行される仁川空港~江陵路線の運賃は4万700ウォン(約4100円)になる。国土部はソウル駅から江陵駅までは114分、清涼里駅から出発すれば86分で着くと明らかにした。これまで6時間以上かかったムグンファ号や3時間以上かかった高速バスに較べて移動時間を大幅に減らすことができるわけだ。
列車の運行は平日18回、週末は26回に決まった。平日にはソウル駅から10編成、清涼里駅からは8編成が出発し、週末にはソウル駅から10編成、清涼里駅からは16編成が出発することになる。平日基準でソウル駅を午前8時1分から午後5時1分まで1時間間隔で発車し、清涼里駅を経て江陵駅まで行く。清涼里駅からは午前5時32分に一番列車が出発し、その後は6時22分から10時22分まで1時間毎に列車が出発する。その代わり、ITX-セマウル号(清涼里~栄州)は一日4回に減便され、ムグンファ号(清涼里~正東津)は2回に減る。
平昌五輪が開かれる2月には、仁川空港まで延長運行し、運行回数も51回に増える。平昌五輪ゲーム期間(2月10~17日)前後の入国ピーク集中輸送機間(2月1~9日)と出国ピーク集中輸送機間(2月25~28日)には51回中の8回が仁川空港駅から珍富駅までノンストップで運行される。また2月中は仁川空港~江陵区間の運行に伴い、これまで仁川空港に行った他のKTX路線はソウル駅、または龍山駅まで運行される予定だ。