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“ナッツリターン”チョ前副社長が泣訴戦略に転換

登録:2015-02-12 08:21 修正:2015-02-12 08:26
昨年12月30日夜に逮捕状が発給されたチョ・ヒョナ前大韓航空副社長がソウル南部拘置所に収監されるためソウル孔徳洞のソウル西部地検に向かっている。キム・ジョンヒョ記者 //ハンギョレ新聞社

 米国ニューヨーク発大韓航空A380旅客機を強制的に引き返させた疑いで拘束起訴されたチョ・ヒョナ前大韓航空副社長(41)が、12日午後に予定される1審宣告を前に、裁判所に実に6回も反省文を提出していたことが確認された。

 第3回結審公判では航空機を引き返させた責任を機長と乗務員に転嫁していたが、世論が悪化すると積極的に“泣訴戦略”を選んだものと見られる。11日、チョ前副社長の裁判進行状況を調べると、チョ前副社長は6日に最初の反省文を出したのに続き、9日から11日までの3日にかけ立て続けに反省文を出した。特に10日は1日だけで反省文を3回も提出した。 裁判所に提出された嘆願書も数10件に及ぶ。

 チョ前副社長の1審宣告はソウル西部地方裁判所で12日午後3時に開かれる。裁判所が航空保安法の航空機航路変更容疑を認める場合、少なくとも懲役1年の実刑が予想される。チョ前副社長を弁護する法務法人ファウは「弁護人が反省文を求めたことはない。本人も時間の経過とともに平正を取り戻し、父親(チョ・ヤンホ韓進グループ会長)からも反省しろという話を何度もされたので、そうした内容が込められたと思う」と話した。

オ・スンフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015.02.12 00:42

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/678071.html 訳Y.B

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