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ソウル大‘財閥理事長’体制に…パク・ヨンヒョン前斗山(トゥサン)会長を選任

登録:2014-07-29 10:29 修正:2014-07-29 23:35
パク・ヨンヒョン(71)前斗山(トゥサン)グループ会長

「資本の大学経営」を憂慮
斗山一家 兄弟でソウル大・中央大を仕切る

 ソウル大理事長にパク・ヨンヒョン(71)前斗山(トゥサン)グループ会長が選任された。 財閥一家がソウル大理事長を務めることになるや、大学教育に‘市場論理’が一層強化されるという展望が出ている。

 ソウル大理事会は28日、湖巌教授会館で理事会を開き、在籍理事15人中3分の2の出席と、出席理事の過半数の賛成でパク前会長を理事長に選任した。 ソウル大の理事長はその席を兼職していたオ・ヨンチョン前総長が去る20日に任期を終えて空席だった。 ソウル大理事陣は総長、副総長2人、教育部次官、企画財政部2次官など当然職5人と学内外要人10人で構成されている。 パク前会長とソン・ラクイン新任総長、ソウル大総長出身であるチョン・ウンチャン前国務総理が有力な理事長候補に挙げられてきた。

 ソウル大は2011年に国立大学法人に転換された以後、総長が初代理事長を兼ねるという規定により、オ前総長が理事長職を務めてきた。 しかし今回、学外のパク前会長が理事長に選出されて二元体制になった。 パク理事長は2011年に初代理事に選任され、昨年12月には2年任期の理事として再任された。 オ前総長が退任した後、理事長代行を務めてきた。

 故パク・トゥビョン 斗山グループ初代会長の4男であるパク理事長は、ソウル大医学部を卒業し、ソウル大医学部教授に任用されソウル大病院長まで歴任するなど主に医学界に身を置いた。 だが、兄弟たちが戻ってグループ経営権を務める斗山グループの伝統に従い、斗山建設会長(2007~2009年)と斗山グループ会長(2009~2012年)も歴任した。 パク理事長は斗山が学校法人を運営する中央大の理事でもある。 中央大の理事長は兄であるパク・ヨンソン斗山重工業会長だ。 中央大が私立大という点で、国立大であるソウル大との違いはあるが、2008年斗山が中央大を買収した後‘不人気’学科が廃止され‘資本の大学経営’が学内紛糾につながった。

 ソウル大では理事長が総長の学校運営に大きくは干渉しないという見方もある。だが、ソウル大理事会は総長候補の選出権と予算・決算、学則などに対する議決権を持っているため権限が弱いとは見られない。 ソウル大理事会はこれに先立って、教職員代表で構成された総長推薦委員会が1位に推薦した候補の代わりに2位であったソン・ラクイン総長を最終候補に選出し、学内構成員らと摩擦を起こした。

 ペク・ドミョン民主化のための全国教授協議会常任議長(ソウル大保健大学院教授)は「財閥会長出身者が理事長に選任されたことは、競争力という美辞麗句で包装された資本の論理が貫徹されたということ」と評価した。 彼は「法人化以前から金になり産学協力が容易にできる学科により多くの投資がなされてきたが、そのような流れがますます強化される状況を憂慮する」と話した。

キム・ジフン、イ・ジェウク記者 watchdog@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/648902.html 韓国語原文入力:2014/07/28 22:34
訳J.S(1413字)

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