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安哲秀 「大統領選挙介入疑惑、特検 提案」

登録:2013-11-04 22:05 修正:2014-09-05 20:40
安哲秀(アン・チョルス)無所属議員が4日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会政論館で国家情報院大統領選挙介入疑惑に対して特別検事制の導入を提案する記者会見を終え、取材陣の質問に答えている。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr

 安哲秀(アン・チョルス)無所属議員が国家情報院など国家機関の選挙介入疑惑真実糾明のための特別検事の任命と捜査を提案した。 だが、セヌリ党は "不適切だ" として反対の意を、野党である民主党は "種々の状況を考慮しなければならない" として慎重な立場を示した。

 安議員は4日 国会で記者会見を行い 「国家機関の不法選挙介入疑惑事件に対する特別検事任命と捜査を与野党に提案する」として「去る大統領選挙過程の事は特別検事の捜査に任せて、政治は山積した国家的課題と‘暮らしの政治’に集中しよう」と明らかにした。 安議員は「政府は最近徹底した捜査後に問責するという立場を明らかにしたがとても遅かったし、永く続いている尖鋭な与野党対峙状況を解くには力不足」と提案理由を説明した。 安議員は近い将来、志を同じくする議員の署名を集めて特検法案を発議し、本会議通過のために与野党に協力を要請する計画だ。

 安議員の提案に対してキム・テフム セヌリ党院内スポークスマンはブリーフィングを通じて「自身の存在感を浮き彫りにするための司法府不信発言は控えるべきだ」として反対の意を明確にした。 彼は「検察捜査と司法府での裁判の途上にある事案に対して特検を云々することは三権分立を傷つける発言で、司法府の最終結果を見守ることが道理であろう」と批判した。

 野党は「立場を共にしている」としつつも、特検導入には慎重な態度を示した。 キム・クァニョン民主党首席スポークスマンは「(安議員の言及は)民主党の立場と同じだ。 ただし特検導入問題は現在進行中である国家情報院コメント事件に対する検察の捜査と裁判の進行状況、他の国家機関の大統領選挙介入疑惑事件に対する調査状況などを総合的に考慮して判断しなければならない」と話した。 キム・チェナム正義党院内スポークスマンも「原則的に同意する」としつつも「正義党と民主党、安哲秀議員がすでに協調することにした国家情報院改革野党圏単一法案用意のための具体的な協議テーブルが早く稼動しなければならない」と話して、安議員とは焦点を異にした。

イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/609841.html 韓国語原文入力:2013/11/04 20:33
訳J.S(1169字)

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