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ホルムズ海峡の韓国船24隻、脱出の道開かれるも…帰還時期左右する4つの変数

登録:2026-06-16 02:49 修正:2026-06-16 07:40
19日の署名後に海路が開かれるかは未知数 
イランからは30日以内に開放との説も 
機雷、追加交渉、民間船舶攻撃など変数
11日(現地時間)、イランのバンダルアッバース近くのホルムズ海峡で、船舶が列をなしている=バンダルアッバース/AP・聯合ニュース

 米国・イスラエルとイランの戦争が106日で事実上終結したことで、ホルムズ海峡に閉じ込められている韓国船舶がいつ脱出できるのか、海峡が戦前の「自由航行」状態に戻るのかが注目されている。

 韓国外交部の当局者は15日、「ホルムズ海峡の通航に関して事実関係を把握中」だとして、「海峡の航行が確保され次第、韓国船舶が安全に脱出できるよう最善を尽くす」と述べた。2月28日の開戦後、イランがホルムズ海峡を封鎖したことで、26隻の韓国船舶がペルシャ湾に閉じ込められた。政府はイラン当局と韓国船舶の通航について協議を続けてきた。これまでに韓国の船会社が運航するタンカー1隻、液化天然ガス(LNG)運搬船1隻が海峡を通過したため、現在は韓国船舶24隻と韓国人船員137人が海峡内にとどまっている。現在のところ、スイスで米国とイランが終戦の覚書(MOU)に署名する19日以降に海峡が開放されるといわれている。

 しかし、米国とイランがホルムズ海峡の通航再開について具体的にどのような合意に至ったのかは、まだはっきりしない。米国のトランプ大統領は14日(現地時間)に「ホルムズ海峡の通行料なき開放」を宣言した際、「世界の船舶はエンジンを稼働させて石油を流せ」と述べ、すぐに海峡が開放されるかのように語っている。しかしイラン側からは「30日以内に」海峡が開放されるというニュースも聞こえてくる。外交部はまず、米国とイランの明確な立場の把握に注力している。

 現在、海峡内にとどまっている船舶は2000隻以上にのぼるとされているため、海峡が開放されても抜けるにはかなりの時間がかかりうる。戦前は一日に120隻ほどが海峡を通過していたが、現在は機雷が敷設されているなどの危険要素がある。終戦合意以降も、両国による核廃棄や制裁解除をめぐる追加交渉の過程で変数が登場する可能性があるほか、民間船舶への攻撃などが起こる危険性も完全には排除できない。

 韓国が「ホルムズ海峡の航行の正常化」にどのように貢献していくのかという長期的課題も、本腰を入れて取り組んでいかなければならない。政府は、米国が提案した多国籍連合体「海洋自由構想(Maritime Freedom Construct:MFC)」や終戦後を前提とした英仏主導の多国籍軍構想などについて、参加の是非やあり方を検討してきた。

 15日(現地時間)からフランスで行われる主要7カ国首脳会議(G7サミット)でも、ホルムズ海峡をめぐる軍事的貢献について首脳レベルで議論される可能性がある。李在明(イ・ジェミョン)大統領も今回の首脳会議に出席するが、トランプ大統領がホルムズ海峡内の機雷除去を含むイラン戦争終結後の後続措置について同盟諸国に支援を求めることが予想される。

パク・ミンヒ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1263595.html韓国語原文入力:2026-06-15 15:06
訳D.K

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