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韓国裁判所事務総長、前国防相の内乱裁判の弁護人を「法廷侮辱、名誉毀損」で告発

登録:2025-11-25 23:49 修正:2025-11-26 10:02
「法治主義を傷つける、手加減なき制裁必要」
キム・ヨンヒョン前国防部長官の弁護人を務めるイ・ハサン弁護士(左)、クォン・ウヒョン弁護士/聯合ニュース

 監置の執行停止後、ユーチューブで裁判長を中傷したキム・ヨンヒョン前国防部長官の弁護人を、最高裁が法廷侮辱容疑などで告発した。19日の事件発生後、最高裁が初めて公式に対応に乗り出したもの。

 裁判所事務総局(行政処)は25日、「裁判所事務総長は本日、被告人キム・ヨンヒョンの弁護人イ・ハサン、クォン・ウヒョンを法廷侮辱、名誉毀損などで瑞草(ソチョ)警察署に告発した」と明かした。「表現の自由の限界を越え、侮辱または騒動行為で裁判所の裁判を妨害したり、個別事件を担当している裁判長に対して無分別な人身攻撃を加えたりといった行為は、裁判と裁判官の独立を害するとともに、裁判制度に対する信頼を落としめて法治主義を傷つける」として、「裁判を妨害しつつ法廷を侮辱し、裁判長の名誉を傷つけることは、司法府本来の価値を深刻に傷つけるため、このような行為に対しては手加減なき断固とした厳正な制裁が絶対に必要だ」と述べた。

 イ・ハサン、クォン・ウヒョンの両弁護士は今月19日、ソウル中央地裁刑事33部(イ・ジングァン裁判長)から法廷秩序違反を理由に監置処分を言い渡されたが、監置裁判で個人情報を言わなかったため、身元が特定できないとの理由でソウル拘置所が受け入れを拒否し、監置の執行が停止されるかたちでひとまず釈放された。翌日、イ弁護士はユーチューブに出演して裁判長を罵詈雑言で中傷。21日にソウル中央地裁は「法曹人として当然守るべき品位と責任をないがしろにした者に対して、今後は関連法と手続きに則って適切な措置を取る予定」だとして、告発と弁護士協会に対する懲戒要請を検討中だと明らかにした。それから4日後、最高裁事務総局が自ら2人を告発したのだ。事務総局は「裁判の独立と司法に対する信頼という重要価値を絶対に守るために、今後これと類似した法廷秩序違反、裁判官に対する侮辱および法廷騒乱行為に対しては、いかなる場合も例外なく断固として対応する」と強調した。

 ソウル中央地裁はこの日、大韓弁護士協会とソウル弁護士会に2人の懲戒事由を通知するとともに、懲戒を求めた。ソウル中央地裁は「裁判長が法廷秩序を維持するために退廷を命じたにもかかわらず、それを拒否するなどによって裁判所の審理を妨害したため、監置を言い渡された。ユーチューブで裁判長に対する罵詈雑言など人身攻撃的発言を数度にわたって繰り返した」と述べた。

オ・ヨンソ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1231138.html韓国語原文入力:2025-11-25 15:43
訳D.K

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