慶尚南道の市民社会団体と青年たちが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領就任1年を翌日に控えた9日、「国民と大韓民国の明日のために尹錫悦は退陣せよ」と叫びながら街頭に繰り出した。
「民生・民主・平和破綻尹錫悦審判慶南運動本部」はこの日、与党「国民の力」慶尚南道党の前で記者会見を行い、尹錫悦大統領の退陣を求める時局宣言を行った。時局宣言文には慶尚南道地域の205の市民社会団体と333人の個人が名を連ねた。彼らは時局宣言文で「尹錫悦の1年は民生破壊の1年、民主破壊の1年、平和破壊の1年、大韓民国の未来破壊の1年だった」とし、「民生回復、民主回復、平和回復、大韓民国の未来のために退陣が答えだ」と主張した。
同日、同じ場所で慶南青年時局宣言準備会も慶尚南道地域の509人の青年の名で時局宣言を行った。彼らは時局宣言文で「わずか1年で大韓民国が築いてきた民主主義の根底が揺れ、国の地位は地に落ちた。私たちは大統領を選んだのであって、愚か者を選んだわけではなく、日本の営業マンを選んだわけではなく、米国の行動隊長を選んだわけではない」として「必要な時だけ青年を求める尹錫悦は、国民に恥をかかせるのをやめ、大韓民国の未来のためにもう蛮行はやめろ」と述べた。
時局宣言を終えた後、参加者たちは国民の力慶尚南道党近くの街路樹に「もはや我慢できない。尹錫悦退陣」などの尹大統領退陣を要求する文言の書かれた赤いリボンを100本くくりつけた。彼らはまた、10日午後6時30分に昌原市城山区上南洞(チャンウォンシ・ソンサング・サンナムドン)の噴水広場で「尹錫悦退陣慶尚南道大会」を開催する。