本文に移動

尹大統領「韓日関係の正常化は自由の連帯…韓日中首脳会議の再稼働を」

登録:2023-03-28 06:15 修正:2023-03-28 07:11
尹錫悦大統領が27日午後、青瓦台迎賓館で開かれた在外公館長招請夕食会で国旗に礼をしている=大統領室提供//ハンギョレ新聞社

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は27日、在外公館長会議を開き「韓米同盟の復元と発展、韓日関係正常化のように、自由の連帯を強化するために外交的努力を傾けてきた」とし、「韓国、日本、中国の3カ国首脳会議を再び稼動し、域内の平和と発展に向けて共に努力してほしい」と述べた。

 大統領室のイ・ドウン報道官によると、尹大統領は同日、青瓦台迎賓館で「グローバル輸出の拡大、能動的な経済安全保障、持続可能な平和」をテーマに在外公館長らと会議を開き、「自由、法治、人権という普遍的な価値を共有する国が連帯していく時、ルールに基づいた国際秩序を守ることができるだろう」と強調した。

 尹大統領はまた、「開放型経済体制を目指す韓国にとって輸出は死活問題であり、在外公館長らは大韓民国を代表する営業社員という心構えで、輸出の前進基地の役割を果たしてほしい」としたうえで、「首脳外交を含むすべての外交的な行動が、具体的かつ実質的な国益の創出につながるよう知恵を集めてほしい」と述べたという。さらに、地域バランス発展と2030釜山(プサン)エキスポ誘致のために、すべての公館長が最善を尽くしてほしいと呼びかけた。

 尹大統領はまた「自由と法治に基づいた国際秩序の恩恵を受けている国として、国際社会が期待することを能動的に実践していかなければならない」とし、「公的開発援助(ODA)の規模も大幅に拡大し、開発協力の分野も人材育成、技術共同開発、海外市場共同進出まで拡大すること」を求めたと、イ報道官は明らかにした。

 夕食会の後には経済、安全保障、領事関連の代表公館長らが現場活動を発表した。尹大統領は現場で国益増進のために邁進する公館長たちの労苦を称えながら、公館長会議を通じて公館の役割と責任に対する新たな覚悟を固めてほしいと述べたという。大統領室は、政府発足後に尹大統領がすべての在外公館長を招待して行う最初の行事だと意味づけし、大使や総領事など200人余りが出席したと明らかにした。同日の夕食会には尹大統領の夫人のキム・ゴンヒ女史も同席した。

キム・ミナ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1085406.html韓国語原文入力:2023-03-27 22:14
訳H.J

関連記事