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[フォト]平和の未来への一歩を期待しながら…岸田首相就任後初めての水曜デモ

登録:2021-10-07 06:46 修正:2021-10-07 09:06
「第1512回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」開催
「第1512回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」が開かれた今月6日昼、ソウル鍾路区の旧日本大使館前にある平和の少女像に雨粒が付いている=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 日本の岸田文雄首相が就任して以来、初めての水曜集会が開かれた。

 6日午後、秋雨の中、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧在韓日本大使館前の平和の少女像の前で「第1512回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」が例外なく開かれた。新型コロナ防疫指針で、同日の水曜デモは一人デモとユーチューブの生中継で行われた。

平和の少女像の後ろに、日本軍性奴隷制の被害者、故ヤン・ジョンスンさんの人生が紹介されている。ヤンさんは、16歳でサトウキビ工場の求人広告を見て紹介所を訪れ、東南アジア地域やマリアナ諸島などを転々とした後、20歳でやっと故国に帰ってきた=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 2015年12月28日の韓日慰安婦合意当時、外相を務めた岸田文雄自民党総裁が4日、日本の第100代首相に公式選出された。これに関して、同日開かれた「第1512回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」で、ハン・キョンヒ正義記憶連帯事務総長は「犯罪事実を明確に認め、(何があっても)覆せない正式な形で被害者たちに謝罪」するよう求めた。さらに「日本が謝罪しなければならない生存者はもう13人しか残っていない。手遅れになる前に、心からの謝罪を実践することで、アジアと世界で二度と戦争による残酷な被害、弱者に対する性搾取が起きないよう共に努力するパートナーになることを心から願っている」と述べた。

ソウル鍾路区の旧日本大使館の前に設けられた日本軍性奴隷制被害者の追悼スペース=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社
キム・ヘユン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1014124.html韓国語原文入力:2021-10-06 17:19
訳H.J

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