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“光復節特赦”で飲酒運転23万人も恩恵享受

登録:2015-08-13 23:29 修正:2015-08-14 09:28
 罰点失くし免停・取消も解除
 ひき逃げなど重要法規違反者は除外
飲酒運転取り締まり現場=資料写真//ハンギョレ新聞社

 飲酒運転の23万人も“光復節特使”の恩恵を享受することになった。

 警察は13日、「光復(解放)70周年特別赦免」により運転免許の罰点を失くし免許停止・取消を解除する“特別減免”を実施すると明らかにした。

 警察庁は「光復節を迎え国民大統合のために各種交通法規に違反したり交通事故で罰点を受けた運転者、そして免許停止・取消処分を受けたり、免許試験受験制限状態にある運転者など220万人に下した行政処分を特別減免する」と13日明らかにした。 14日0時から適用されるこの措置により204万人の運転免許罰点が取り消され、免許停止や免許取消を受けた運転者6万6000人はすぐにも運転できるようになる。また、交通事故などの欠格事由で運転免許試験の受験を制限されている受験者8万4000人はすぐにも試験を受けられるようになる。

 また、警察庁は過去の特別減免とは異なり、単純飲酒運転手も特別減免の対象に含めたと明らかにした。 初めて飲酒運転取り締まりで摘発され、罰点を受けたり免許停止や免許取消になった運転者も、罰点の削除と行政処分の減免を受けることになる。 しかし、2回以上飲酒運転をしたり飲酒無免許、飲酒測定拒絶、ひき逃げ、薬物運転など重要法規に違反した人は今回の特別減免対象から除外された。 警察庁関係者は「特別減免対象者は恩恵を受けても違反の経歴自体がなくなるわけではない。飲酒運転の場合、特別減免を受けても飲酒三振アウト前歴回数には含まれる」と説明した。

 警察庁は運転免許の停止や取消処分の撤回対象者には郵便で通知を行う他、特別減免対象可否はサイバー警察庁(police.go.kr)や交通罰金インターネット納付システム(efine.go.kr)、警察民願コールセンター(182、本人名義の携帯電話のみ)で確認できる。 警察は14~16日の連休期間にも特別減免を受けた運転者が運転免許証を取りに来れるよう警察署の交通民願室の窓口を設ける。

キム・ソンファン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/704300.html 韓国語原文入力:2015-08-13 11:27
訳J.S(1037字)

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