2010年の「公認不正」で収監中のソ・チョンウォン赦免のため嘆願書に署名
新政治民主連合「これも国家が救済すべき赦免?」とダブルスタンダード指摘
1日の国会運営委員会では、朴槿恵(パク・クネ)大統領の特別赦免にはダブルスタンダードがあると指摘された。朴大統領が国会議員だった2010年、ソ・チョンウォン「親朴連帯」元代表(現セヌリ党最高委員)の特別赦免要求嘆願書に署名した事実が再論された。朴大統領は18代議員だった2010年2月11日、親朴連帯が大統領府などに提出したソ・チョンウォン元代表の特別赦免・復権要求嘆願書に名前を載せた。
与野党の議員254人が署名した嘆願書だ。当時、ソ元代表は、2008年の親朴連帯代表時代の18代総選挙の公認と関連し、比例代表公選者などから特別党費30億ウォンを受け取り公職選挙法違反容疑で起訴され、2009年5月、大法院(最高裁)で懲役1年6カ月と10年間の被選挙権資格剥奪を宣告され収監中だった。嘆願書が提出された後、ソ元代表は2010年8月の光復節特赦で6カ月の特別減刑を受け、12月に仮釈放されたのに続き、2013年1月に特別復権された。
新政治民主連合のチェ・ミンヒ議員とキム・ギョンヒョプ議員はこの日、運営委全体会議でこの事実を喚起し、イ・ビョンキ大統領府秘書室長を追及した。チェ議員は「朴槿恵大統領は28日のソンワンジョン・リスト問題に対する立場に言及し、赦免問題に対し『赦免は例外的に特別に国家が救済する必要がある状況がある時にだけ行使しなければならず、その国民的合意がなければならない』と明らかにしているが、これも国家が救済すべき必要がある赦免なのか?」と追及した。これに対しイ室長は「当時の状況をよく知らない」と答え、「当時チョン・セギュン民主党代表やイ・フェチャン自由先進党総裁も署名していますね」と述べた。
朴大統領は補欠選前日の先月28日、特別赦免を厳格に制限しなければならないと述べると共に、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時期にソン・ワンジョン前京南企業会長が二度赦免されたことに対する真実を明らかにしなければなければならないと“他人事”のように明らかにしたことがある。
韓国語原文入力:2015-05-01 19:19