「ムン・ジェイン議員は上級者との花札で光札を渡してすぐにぼろ負けする初心者レベルです。彼は馬鹿です。盧武鉉式の馬鹿ではなく本当の馬鹿です。よりによって今、パク・ヨンソンの酸素呼吸器役をするのがどこにいますか?」
「政治家ムン・ジェインの限界を確認する過程のようです。いい人と成功する政治家は別物のようです」
今月12日夜、パク・ヨンソン国民共感革新委員長とムン・ジェイン、チョン・セギュン、パク・チウォン、ムン・ヒサン、キム・ハンギルなど党重鎮5人の会合結果が発表された後、新政治民主連合議員たちが週末に示した反応だ。いzれもムン・ジェイン議員に対して好意的だった人々だ。
パク・ヨンソン委員長側や親与党指向のメディアが「イ・サンドン招聘に賛成し、一緒に会って説得までしておきながら、党内世論が思わしくなくなると一歩遅れて手を引いた」と“誹謗”するのとは意味合いが違う。
議員たちが指摘するムン・ジェイン議員の過ちは二つだ。一つ目はイ・サンドン名誉教授招聘に関わり、二つ目はパク・ヨンソン擁護に出た点だ。
しかしムン・ジェイン議員が説明する事実関係は全く異なる。
「パク・ヨンソン委員長に、イ・サンドン名誉教授を委員長にすることには反対が多いから、アン・ギョンファン元委員長を非常対策委員長にしようと言った。そんな状況で11日午後、パク・ヨンソン委員長から電話が来て、イ・サンドン教授と一緒に会おうと言ってきた。予定が合わず二時間後に行った。パク・ヨンソン委員長が一人でいるだろうと思ったが、イ・サンドン教授がいた。その席でパク・ヨンソン委員長が『アン・ギョンファン元委員長がイ・サンドン教授との共同委員長ならやるとのこと』と伝えた。 確認してみようと言って帰ってきた。共同委員長カードを他の人々に説明して説得もしたが、反応は否定的だった。夜になってパク・ヨンソン委員長と党指導部の人々が自宅を訪ねて来て、共同委員長を引き受けてくれと要請した。しかし党内の反発があまりに強く、そうすることができなかった」
「12日夜の5人の会合では、パク・ヨンソン院内代表留任可否に関する論議自体がなかった。セウォル号特別法が漂流してはならないから、非常対策委員会の構成と院内代表の去就など、すべての問題をセウォル号特別法妥結後に後送りしようと意見をまとめたのだ」
ムン・ジェイン議員の説明を詳しく聞いてみれば納得できる。しかし、自分の言動がどのような政治的波紋を引き起こすのか、正確に予測できないようだ。政治家としては大きな弱点だ。