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洛東江(ナクトンガン)堰に水満たした後、周辺農耕地‘水騒動’

原文入力:2011/12/25 20:57(1789字)
チェ・サンウォン記者

10月末からあちこちで浸水騒ぎ…地表面50㎝まで水が上がり
専門家 "川の水位が高まって、地下水が抜け出ない"
成分分析結果も地下水…水資源公社 "詳細な調査を計画"

←地表面から50㎝掘れば水が上がってくる慶北(キョンブク)、高霊郡(コリョングン)、牛谷面(ウゴクミョン)のヨンニ野原の様子。農民は今から始まる冬スイカの栽培ができなくなったと泣いている。

 4大河川事業で建設された堰に水が満たされたことにより、川の水位が上がったせいで周辺農耕地に浸水被害が現れていることを示す水質分析結果が出た。

最近洛東江(ナクトンガン)辺の農耕地で浸水現象が現れ、農民たちは4大河川事業が原因だと目星をつけたが、これを後押しする水質分析がなされたのは初めてだ。

 洛東江(ナクトンガン)、陜川(ハプチョン)・昌寧(チャンニョン)堰から上流へ4kmほど離れた慶北(キョンブク)、高霊郡(コリョングン)、牛谷面(ウゴクミョン)ヨンニ洛東江辺の野原のあちこちには小さな水溜りができている。去る10月末から農耕地の浸水現象が現れると農民がその水位を観測するために掘っておいたものだ。水溜りは地表面から50㎝ほど下まで水が上がっている。

 去る23日、水溜り周辺を見て回った村住民クァク・サンス(42)氏は「村の特産物である‘高霊グリーンスイカ’を生産するためには今月末から来月中旬までに苗木を植えなければならない。 だが、スイカは地下2mまで根が降りて行くのに、現状では植えても根が水にぬれて腐るのでどうすれば良いか分からない」として苦々しさを表した。

 浸水現象の原因について韓国水資源公社側は雨水と農業用水が溜まって起きた一時的な現象だと主張したが、農民たちは農耕地の下流側にある陜川・昌寧堰に貯まった水で川の水位が上がり川に抜け出られなくなった地下水が上がったためだとし専門機関に水質分析を委任した。結果は農民の主張を後押しすることが明らかになった。このような結果は4大河川堰に水が貯まり始めた10月末以後に現れた他地域の浸水現象もまた、4大河川事業と関連している可能性を示している。 慶北、星州郡(ソンジュグン)、船南面(ソンナムミョン)・龍岩面(ヨンアンミョン)、慶南(キョンナム)、昌寧郡、遊漁面(ユオミョン)、慶南、昌原市(チャンウォンシ)北面などが同様な場所だ。

 慶尚北道(キョンサンブクト)農業技術院が窪みに上がった水の成分を分析した結果、水1リットル当たりカリウム2.9㎎、カルシウム214.7㎎、マグネシウム50.3㎎、鉄0.2㎎、マンガン24.9㎎など各種ミネラル成分の含有量が高いと出てきた。 これに対してキム・ジャグァン釜山カトリック大教授(環境工学科)は 「ミネラル成分が豊富で、特にカルシウムの濃度が非常に高いのを見れば地下水であることが明らかだ」と話した。キム教授はまた「地下50㎝ほどの地点に漂う雨水ならば、土中のミネラル成分がこのように多く溶けているわけがなく、窒素成分が大変少なく検出されたことを見れば肥料や農薬の影響もほとんど受けていないことが分かる」として「地中を流れていた地下水が地表面近くに上がったものとする以外には説明しようがない」と付け加えた。

 パク・ジェヒョン仁済(インジェ)大教授(土木工学科)も「陜川・昌寧堰が完工し近隣の洛東江の水位が地下水の水位より高くなったことにより川に抜け出れなくなった地下水が地表面にまで上がった」とし「現在は陜川・昌寧堰の管理水位である10.5mより3mほど低い状態だが、今後管理水位まで水を満たせば浸水被害はより一層深刻化するだろう」と話した。

 これに対して韓国水資源公社は「自主調査でも鉄、マンガンなどミネラル成分の濃度が高いことを確認した」として「だが、成分分析だけではこの水がどこからきたかを断定し難いので、住民たちと協議して詳細な調査を行う計画」と明らかにした。

高齢/文・写真 チェ・サンウォン記者 csw@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/511828.html 訳J.S