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衛星で確認された中国の新型潜水艦…艦橋のない「海中幽霊」の可能性

登録:2026-06-06 08:53 修正:2026-06-06 10:03
艦橋がある伝統的な潜水艦=クリップアートコリア//ハンギョレ新聞社

 中国が、「艦橋(セイル)」をなくしてステルス機能を強化した次世代型の潜水艦を建造中であることが分かった。技術的な難題から実現できていなかった技術を、中国が世界で初めて開発したのかに注目が集まっている。

 4日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、フランスの軍事専門メディア「ネイバル・ニュース(Naval News)」の記事を引用し、上海の江南造船所で、伝統的な上部の艦橋がないとみられる新型の潜水艦を建造していると報じた。同メディアは今月1日に撮影された衛星写真を根拠に、この潜水艦は長さが約120メートル、幅は10~11メートルだと報じた。この規模は有人潜水艦に相当する。

 潜水艦の艦橋は船体上に突き出た上部の構造物で、一般的には潜望鏡、通信装備、センサーなどを運用する場所だ。艦橋をなくすと水中での抵抗を減らし、隠密性、機動性、速度を高めることができる。同メディアは、艦橋がない新型潜水艦の建造は、中国が敵の潜水艦を追跡・撃沈する、いわゆる「ハント・アンド・キル」能力の強化に焦点を当てていることを示していると指摘した。

 元中国人民解放軍大佐の軍事評論家である岳剛氏は、「艦橋がない設計は、抵抗を約3分の1減らすことができる」とし、「浅い海での機動性を改善できる」と説明した。また、「センサーを船体に統合する場合、さらに高度な自動化や将来的な無人運用への道を開くことができる」と述べた。

 現在、艦橋のない有人潜水艦が配備された事例は世界でも公表されたことはなく、一部の無人潜水艇の設計に適用されているだけだとされる。

 今回明らかになった潜水艦は、今年に入り衛星写真で確認された2つ目の中国の新型潜水艦だ。これに先立ち2月、遼寧省の渤海造船所で建造中の別の潜水艦が衛星写真で確認された。一部ではこの艦艇が、中国の次世代原子力攻撃潜水艦として取り上げられてきた「095型」である可能性があると推定されている。ネイバル・ニュースは、江南造船所で建造中の潜水艦も095型である可能性があると分析した。

 中国海軍は最近、潜水艦戦力を急速に増強している。英国のシンクタンク「国際戦略問題研究所(IISS)」は2月の報告書で、中国が2021年から2025年にかけて、原子力潜水艦の建造を急速に増やし、進水隻数とトン数で米国を抜いたと評価した。同研究所は、中国の潜水艦設計や戦力などの全体的な水準は、依然として米国と欧州に後れを取っている可能性があるとしながらも、その数が増加するにつれて、自国の生産能力の拡大に困難を抱える西側諸国の海軍力にとってますます大きな挑戦になっていると分析した。

北京/イ・ジョンヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/1262165.html韓国語原文入力:2026-06-05 17:42
訳M.S

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