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天安門事件主役 オンライン民主主義学校開設

原文入力:2011/10/02 21:34(823字)
イ・ジョンエ記者

王丹、台湾で「中国民主主義ための準備作業参加」

←中国天安門民主化運動の指導者の王丹(42)

1989年中国天安門民主化運動の指導者王丹(42・写真)が、オンライン上に中国の若者のための民主主義の学校を作った。

AP通信は1日、王丹が台湾で、「民主主義のための新しい学校」(以下新しい学校)を開校したと報道した。

王丹はこの日の開校式で、「新しい学校は、有名政治学者などを招聘して中国民主化などをテーマに講義する一方、中国民主主義のための準備作業に参加することになるだろう」と明らかにした。 彼は、当局の検閲により中国本土ではこの学校に接続するのが難しいが、外国に留学中の中国の学生数万人がこの学校に接続できるとして、期待感を隠さなかった。 彼はまた「中国共産党がこの国の政治・経済資源を完全に統制しており、中国が民主化へ進む道は、遠くて険しいだろう」とも付け加えた。

王丹は今年の初めの中東と北アフリカに吹き荒れた「アラブの春」に影響を受け、この学校を作ることにした。彼は「最近、『ジャスミン革命』を通じてソーシャルメディアとインターネットが民主化のための重要なメディアになることが立証された」と話した。彼は昨年2月、他の反体制要人たちと共に「インターネット革命宣言」を発表するなど、最近、インターネットを通した中国民主化運動推進の先頭に立っている。

天安門民主化運動当時、北京大学歴史学科の学生で学生デモを主導した王団は、反革命扇動罪などで7年間服役して、釈放後には米国に亡命した。ハーバード大学で歴史学博士号を得た彼は、現在、台湾国立成功大学教授に在職している。

イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/international/china/498979.html 訳 M.S