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イギリス政府 UFO秘密文書公開

http://ufos.nationalarchives.gov.uk原文入力:2011-03-03 午後08:02:41(1010字)
1950年代以後35件
チョ・イルジュン記者

未確認飛行物体(UFO)に関するイギリス政府の秘密文書が3日、公開された。

今回機密解除されたUFO機密文書は、1950年代以後、イギリス政府と軍当局が作成、保管してきたもので、全35件8500ページに達する膨大な分量だ。

報告書には、写真と絵、目撃者たちの証言、イギリス国防省と目撃者らの間を行き来した手紙、議会上院の討論内容などが含まれている。大部分は2000~2005年の間に作成されたものだが、古くは1950年代まで遡る。

目撃者たちが見た未確認飛行物体の形は、ミントキャラメルのようになめらかであるものから、ティーカップの皿、輪、クラゲ、糸巻きのような形に至り多種多様だ。しかし、主張の信憑性は相変らず交錯する。

イギリス南部サセックスのヘリングリに住むある民航機操縦士はある日、3個の丸で構成されたひとつの飛行物体を息子と共に5分間も目撃した後、航空管制所に報告し、ある当局者は彼の主張を「信じられる証言」と評価した。

1998年10月、ロンドンのある目撃者は、自宅上空をぐるぐる回るUFOを発見した後、エイリアンに拉致され、それから1時間の間は時間が止まっていたと主張した。彼は国防省に「その物体は大きな葉巻型本体の両側に翼のようなものが出ており、私は相当な振動を感じた」と証言した。国防省は目撃者に「恐らく飛行船だったであり、その晩、時計が一時間後回しにされていたのだろう」という返事を送った。

1967年のある日の朝、イギリス空軍に「エイリアン襲撃」信号が振りそそいだこともあった。南部イングランド住民たちが、小さい未確認飛行物体6個が一直線に飛んで行くのを目撃した後であった。

イギリス国防省は、「敵対的または無許可の飛行活動であるかの判定を行うために、すべてのUFO目撃報告書を調査する」と説明した。今回の文書はこれから1月間、イギリス国家記録保管所ウェブサイトでダウンロードできる。

チョ・イルジュン記者 iljun@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/466301.html 訳M.S