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米、韓国への渡航警戒レベル1に引き下げ…日本はレベル3に下方調整

登録:2021-06-09 19:49 修正:2021-06-10 07:23
米国のアントニー・ブリンケン国務長官が8日、上院聴聞会に出席している=ワシントン/AFP・聯合ニュース

 米国務省が韓国に対する渡航警戒レベルを最も低い「レベル1」に引き下げた。来月東京五輪が開かれる日本は、最も高い「レベル4」から「レベル3」に下方調整された。

 米国務省は8日(現地時間)、このような内容が記された米国人の渡航警戒レベルを調整した内容をホームページに公開した。国務省が韓国に対して渡航警戒レベルを1に引き下げたのは、昨年11月にレベル2に指定して以来196日ぶり。韓国以外では、ガーナ、セネガル、シンガポール、マルタなどが渡航警戒レベル1にされたとAFP通信が伝えた。国務省の渡航警戒レベルは、一般的な事前注意(レベル1)、注意を強化(レベル2)、渡航を再検討(レベル3)、渡航中止(レベル4)の4段階に分けられる。

 国務省の今回の渡航警戒レベル調整は、米疾病管理予防センター(CDC)が韓国に対する渡航保健水準をレベル1(低い)に引き下げたことに伴うものとみられる。疾病管理予防センターは、各国に対する渡航保健水準をレベル4(きわめて高い)、3(高い)、2(中間)、1(低い)の4段階に区分している。

 国務省は、日本に対しては渡航中止を勧告したレベル4からレベル3の「渡航を再検討」に緩和した。これは国務省が先月24日に疾病管理予防センターの勧告によりレベル4に強化して以来15日ぶり。カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ロシア、南アフリカ共和国などの渡航警戒レベルも3に緩和された。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/998598.html韓国語原文入力:2021-06-09 11:32
訳J.S

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