韓国ガス公社が米国から液化天然ガス(LNG)を96億ドル規模で追加輸入する。2025年から最大18年間、年間158万トンが輸入される。
ガス公社は23日(現地時間)、米ニューヨークにおいてエネルギー企業BPと液化天然ガスの売買契約を結んだ。 締結式には産業通商資源部のソン・ユンモ長官とガス公社のチェ・ヒボン社長、BPのロバート・ローソン会長、米フリーポート(Freeport)天然ガス液化ターミナルの設備運営会社の社長が出席した。
ガス公社が今回導入する量は国内年間消費量の約5%であり、昨年の米国産液化天然ガスの39.3%に当たる。販売者のBPは、契約期間15年に加えて3年の期間延長を選択することができる。今回の契約は、米トランプ政権になって初めて締結される米国産LNGの長期売買契約であるため、両国間のエネルギー協力が強化されたとの評価がなされている。