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16兆ウォン規模の経済協力贈る…米、経済省庁の閣僚総出

登録:2019-09-25 01:29 修正:2019-09-25 07:27
韓米首脳会談あれこれ
23日、米ニューヨークのインターコンチネンタル・ホテルで行われた韓米首脳会談で米国側の陪席者らが席に座っている。左からマイク・ポンペオ国務長官、スティーブン・ムニューシン財務長官、ウィルバー・ロス商務長官、スティーブン・ビーガン国務省北朝鮮政策特別代表、ミック・マルバニー首席補佐官代行、ロバート・オブライエン国家安保担当補佐官=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領は23日(以下現地時間)に開かれた首脳会談で、韓米自由貿易協定(FTA)など経済分野の協力強化も再確認した。トランプ大統領は「両国間の貿易交渉でも我々は非常に多くの部分で進展を見、今は完成させた状態で6カ月間進められている」と述べた。これに対して文大統領は、「経済的な面においても韓米FTAの改正交渉が成功裏に終わり、多くの韓国企業が米国への投資を増やしている」と答えた。

 今回の文大統領の訪米に合わせて、政府はトランプ政権成立後はじめて11兆5千億ウォン(約1兆円)規模の米国産液化天然ガス(LNG)を追加輸入する長期売買契約を締結してもいる。また、現代自動車はニューヨークで米国の自動車部品メーカー「アプティブ」と自動運転技術を共同研究する40億ドル規模の合弁会社を設立することを発表した。再選に挑戦するトランプ大統領に対し、彼の公約だったFTA再交渉の成果を確認させ、米国に巨額を投資するという「贈り物」を贈ったかたちだ。

 このような理由から、米ニューヨークのインターコンチネンタル・バークレーホテルで開かれたこの日の首脳会談には、安保分野のほか、経済省庁の閣僚たちも数多く出席した。米国側からはマイク・ポンペオ国務長官とともにスティーブン・ムニューシン財務長官やウィルバー・ロス商務長官が、韓国からも産業通商資源部のソン・ユンモ長官、キム・サンジョ政策室長らが出席した。45分の予定だった会談は1時間5分にわたって行われた。

 一方、トランプ大統領は、国連総会期間中に開かれた多くの首脳会談で、ノーベル平和賞に対する強いこだわりを重ねて表明した。トランプ大統領は、パキスタンのカーン首相との首脳会談に先立ち、ある記者が「(インド・パキスタン紛争地域の)カシミール問題を解決すれば、あなたは確実にノーベル賞をもらう資格がある」と言うと、「私は様々な面でノーベル賞をもらうだろう」と答えた。彼はこれまで、朝米関係の改善などを成果として誇りながら、ノーベル平和賞への意欲を公然と明らかにしてきている。

イ・ワン記者、ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/910757.html韓国語原文入力: 2019-09-24 19:05
訳D.K

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