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中国‘火力発電所反対デモ’も勝利

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/511809.html

原文入力:2011/12/25 20:38(880字)
パク・ミンヒ記者

広東省 スワトウ市、住民と交渉
発電所 追加建設中断 約束

  中国で最も経済が発達した広東省で農民デモが続く中で、政府が相次ぎ‘譲歩’と妥協で解決に乗り出している。広東省スワトウ市共産党委員会幹部らは23日夜、海門鎮代表らと交渉を行い住民たちが反対する火力発電所の建設を中断すると約束したと香港<明報>と<新華社通信>などが24日報道した。

  スワトウ市海門鎮住民たちは去る20日から国営ファデン電力の火力発電所追加建設計画に反対して激烈なデモを行った。彼らは2006年に村に火力発電所ができた後、空気と水が深刻に汚染され生活の基盤である漁場が破壊され多くの住民が癌の診断を受けたとし、今回は何としてでも発電所建設を阻止すると立ち上がった。 一時全住民16万人の内5万人以上がデモに参加し、高速道路を占拠して鎮政府庁舎を攻撃するなど激烈な動きを見せた。 武装警察も催涙弾を発射し強硬鎮圧に出た。

  合意後、当局はデモ途中に逮捕された住民8人の内3人を釈放した。 24日1000人余りの住民たちが逮捕者の釈放を要求してデモを行うや当局は残りの5人の釈放を約束し、デモ隊は解散した。 官営<新華社通信>も23日住民たちのデモ状況と環境汚染に対する住民たちの不満を異例的に迅速に報道した。

  これに先立ち海門に隣接したルポン市ウカン村住民たちの3ヶ月n及ぶ闘争に対しても中国当局が要求を受け入れるなど広東省農民デモに対する相次ぐ‘譲歩’は社会葛藤を武力鎮圧だけでは解決できないという新しい認識を示しているという解釈もある。 更に来年中国次期指導部の有力走者である汪洋広東省党書記がこのような動きを主導していることが彼の政治的地位に役立っているという評価も出ている。 北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S