原文入力:2011/07/31 20:06(1302字)
チョン・ウンジュ記者
ハンギョレ新聞社などが主催
ウラジオストックから列車出発
専門家100人余り 現地でフォーラム
ガス田開発・物流網構築 議論
←ハンギョレ新聞社とハンギョレ統一文化財団が主催する‘分断を越えシベリアへ’行事参加者が31日午後、ロシア、ウラジオストック空港に到着し6泊8日間の旅の開始を告げファイティングを叫んでいる。参加者は3泊4日間のシベリア横断列車に乗った後、イルクーツクで南・北・ロ 協力フォーラムに参加する。ウラジオストック/カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr
ロシア、ウラジオストックからイルクーツクまでシベリア横断列車に乗って行き、東北アジア資源協力の道を模索する大長征が1日 ウラジオストックから始まる。 ‘東海からバイカルまで-南・北・露 協力を求めて’という主題でハンギョレ新聞社とハンギョレ統一文化財団が主催しハンギョレ平和研究所と培材大、韓国-シベリアセンターが主管する今回の行事には国内外の専門家と企業家、政治家など100人余りが参加する。
この日ウラジオストックを出発した列車はハバロフスクとウルラヌデを経てイルクーツクまで4100kmを走りバイカル湖に至る。 参席者はシベリア大草原を横切る列車内で21世紀資源の宝庫に浮上したこの地域の歴史と文化を調べ、シベリアの拠点都市イルクーツクで開かれる専門家フォーラムを通じて東北アジア資源協力の可能性を探索する予定だ。フォーラムにはイム・ドンウォン ハンギョレ統一文化財団理事長をはじめムン・チョンイン延世大教授、アン・チュンヨン中央大客員教授、イ・クァンジェ前江原道知事などが参加し、ロシア側からはアレクサンドル スミルノフ イルクーツク国立大総長とクレトバ ナタリヤ ピクトルブナ シベリア学術院教授などが参加する。
フォーラムではロシアが来年ウラジオストック、アジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会談を契機に野心的に推進する‘極東発展戦略2025’を紹介し、シベリア資源開発を巡る韓国、北韓とロシアの協力可能性およびイルクーツク ガス田共同開発の展望を議論する。シベリア横断列車(TSR)と韓半島縦断列車(TKR)を連結し、環東海(訳注:環日本海)経済圏の主軸となる物流網を構築する方案も討論台に上がる。
シベリア横断大長征はバイカル湖のオルホン島を訪問し韓民族の痕跡を訪ねる行事で終えられる。イ・キルジュ培材大、韓国-シベリアセンター所長は旧石器時代の間氷期にバイカル湖に大洪水が起き、そちらに暮らしていた人々が南下し韓半島一円に定着し、そのためバイカル湖周辺民族と韓国人の遺伝子が一致するという韓民族シベリア起源説を紹介する予定だ。
ウラジオストック/チョン・ウンジュ記者 ejung@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/489764.html 訳J.S