韓国の放送メディア通信審議委員会(放メ審委)は、日本軍「慰安婦」被害者を差別し貶める情報を継続的に流布してきたSNSアカウントに対し、利用停止やアクセス遮断などの是正要求を議決した。
放メ審委は18日、通信審議小委員会を開き、日本軍「慰安婦」被害者たちを根拠なく嘲笑し侮辱したり、悪意を持って彼女らを貶め、歴史的事実に反する内容を掲載したネイバーブログ、X(旧ツイッター)、フェイスブック、ユーチューブの計4件のSNSアカウントに対し、このように決定したと明らかにした。
是正要求の対象となった4件のアカウントは、ソウル中央地検が日本軍「慰安婦」被害者への侮辱容疑を捜査する過程で、放メ審委に審議を申請した案件であり、「慰安婦」被害者たちを嘲笑・中傷する約9000件の投稿が確認された。これらの投稿には、「慰安婦」被害者たちを性的に貶める露骨なヘイト表現や、慰安婦問題を嘘だとして歴史的真実を悪意を持って歪曲・否定する内容が含まれていた。
また、「平和の少女像」に「醜物」というプラカードを貼り付けたり、黒いビニールや「撤去」と書かれたマスクをかぶせた写真などを繰り返し公開した。これを正当化するため、日帝強占期(日本の植民地時代)における日本軍による収奪を否定し、むしろ近代化が成し遂げられたとする、いわゆる「植民地近代化論」を主張する内容なども含まれていた。
放メ審委は、これらの投稿について「被害者に深い精神的苦痛を与える加害行為であり、大衆の正しい歴史観を阻害するという点で極めて深刻な問題だ」とし、「歴史的な苦しみを抱える慰安婦被害者に対する悪意ある憎悪と蔑視は、我々の社会の普遍的価値と尊厳を毀損する反人権的行為だ」として、是正要求の議決の趣旨を説明した。