サムスン電子は1日、2030年までに韓国内外の生産工場を「人工知能(AI)自律工場」に転換する計画だと発表した。AI自律工場とは、すべての製造工程にAIを積極適用した工場を指すと同社は説明した。
これを実現するために、サムスン電子は資材の入庫から生産・出荷までのすべての工程にデジタルツイン(現実世界を仮想空間に具現化した複製版)に基づくシミュレーションを導入する方針だ。また、品質・生産・物流のAI秘書(エージェント)を活用し、データ分析と事前検証を強化する構想だ。環境・安全分野でもAIの適用を拡大することにした。
サムスン電子は製造工程のヒューマノイド(人型ロボット)の製造ロボット導入も段階的に進めている。生産ラインや設備を管理するオペレーティングボット、資材を運搬する物流ボット、組立工程を担当する組立ボットなどにAIを適用し、製造現場を最適化するということだ。
サムスン電子は、今月2日から5日(現地時間)にスペインのバルセロナで開催される世界最大のモバイル通信展示会「モバイルワールドコングレス(MWC)2026』において、産業用AIの適用戦略とデジタルツインを基盤とした製造イノベーションのビジョンを披露する予定だ。