現代自動車グループが生産現場への投入を準備しているヒューマノイドロボット「アトラス」が、最終段階のトレーニングに拍車をかけている。
現代自動車グループのロボット専門子会社「ボストン・ダイナミクス」は、現地時間の7日、アトラスが側転や宙返りを行い、連続して高度な動作を実施する様子を収めた映像をYouTubeチャンネルで公開した。先月初めに『CES 2026』でアトラスを公開してから1カ月後に公開された追加映像だ。
映像で最も目を引いたシーンは、アトラスが凍結した通路を歩く様子だ。アトラスは足が滑り続ける極限状況でも、人間のようにバランスを保ち安定して前進した。ロボットの身体制御能力がさらに進化したことを示していると評価される。
今回の映像には、アトラスが失敗する動作の映像も共に収められている。後ろに回りながらバランスを崩して倒れたり、氷上で滑って座り込む姿をそのまま見せたが、視聴者は「失敗の動画も合わせて公開した部分からボストン・ダイナミクスの自信がうかがえる」と評価した。
ボストン・ダイナミクスはこの映像の説明で、「研究者たちは『ロボティクス・人工知能』(RAI)研究所の協力を得て、全身制御と移動性の限界を試す最終テストを実施した」と説明した。アトラスは今後、現代自動車グループの製造環境に適応する訓練を受ける予定だ。
現代自動車グループは先月、テクノロジー展示会「CES 2026」で2028年から米国ジョージア州にあるメタプラントアメリカ(HMGMA)にアトラスを投入すると発表した。現代自動車グループは2030年までに年間3万台のロボットを量産できるシステムを構築し、各種部品の組立工程に配置する予定だ。