予想できなかった「トランプショック」にもかかわらず、韓国の株式市場は上昇気流を維持し、KOSPI(韓国総合株価指数)とコスダック(KOSDAQ、新興企業向け株式市場)が共に史上最高値を再び更新した。
27日、KOSPIは前取引日に比べ0.82%下がった4909.15でスタートし、取引開始直後は4900ポイント台以下(4890.72)に下がった。だが、すぐに持ち直し、取引中ずっと上昇幅を拡大した結果、前日より135.26(2.73%)上がった5084.85で取引を終えた。取引中5000ポイントを突破した22日の5日後に史上最高値を更新し、終値基準で「5000」を記録した。前日7%以上上昇し1000ポイント台を突破したコスダックも1.71%(1082.59)上昇し、再び史上最高値を更新した。
同日、KOSPIの変動幅は200(194.13)に達した。外国人投資家と機関投資家がそれぞれ8505億ウォン(約903億円)と2326億ウォン(約247億円)を買い越し、上昇気流のけん引役を果たした。第4四半期の業績発表を控えたサムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ4.87%、8.70%急騰し、いずれも史上最高値を更新した。「トランプショック」にもかかわらず、豊富な証券市場の待機資金が大型株を中心に循環買いを続けた。終値が日中最高値を記録する典型的な強気の様相を帯びた。
ウォン相場は5取引日ぶりに下がった。ウォン相場は前取引日に比べ9.4ウォン安の1ドル1450ウォンでスタートし、一時1452.30までウォン安が進んだ。前日、米日外国為替当局の協力で円高が進み、ウォン価も25ウォン以上上がったが、「トランプショック」で一日で急落したのだ。ただし、ウォン相場は1447~1448ウォン台でウォン安への圧力が押さえられ、下げ幅は縮小された。前日より5.6ウォン安の1446.2ウォンで日中取引を終えた。ウリ銀行エコノミストのミン・ギョンウォン氏は「関税と対米投資リスクがウォン安の材料として作用するだろうが、円高圧力は為替相場の上段を支持するだろう」とし「逆に為替相場の水準が下方修正されれば、個人の海外投資と輸入業者のドル買いが拡大する傾向性が為替相場の下段を防御するだろう」と見通した。
市場では、トランプリスクが当分の間、国内金融市場の変動性を高めるだろうが、一時的かつ限定的な影響にとどまるものとみられている。キウム証券のハン・ジヨン研究員は「(対米投資関連法の)国会承認は時間の問題という点を考えると、トランプ政権の相互関税の再引き上げはノイズ性の材料として捉えるべきだろう」と語った。