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韓国写真家の「霧に包まれた都市」が世界気象機関の2021年版カレンダー写真に

登録:2020-12-18 09:25 修正:2020-12-18 09:43
高陽市の北漢山や江、夜景を捉えたバン・チュンソン氏作品 
最も美しく特異な気象現象を撮影した写真 
193カ国を対象に13作品を選んでカレンダー制作
世界気象機関(WMO)の2021年版カレンダー写真に選ばれたパン・チュンソン氏の「霧に包まれた都市」=気象庁提供//ハンギョレ新聞社

 韓国人写真家が撮った気象写真が2021年の世界気象機関(WMO)カレンダー写真に選ばれた。

 気象庁は17日、「2021年カレンダー写真公募展」に韓国が提出した「霧に包まれた都市」(Fog City)の写真が選ばれたと発表した。

 WMOは毎年テーマを決め、193の加盟国を対象に翌年のカレンダー写真を公募している。今年のテーマは「海洋、私たちの気候と天気(The Ocean, our climate and weather)」だった。

 「霧に包まれた都市」は京畿道高陽市(コヤンシ)の北漢山や川、都市の夜景が霧と調和した幻想的で神秘的な姿を描いたパン・チュンソン氏の作品で、今年韓国気象庁の「気象気候写真展」で金賞を受賞した。

 WMOは応募作1千点余りのうち最も美しく特異な気象現象を撮影した写真の最終13点(表紙1点、月別1点)を選び、カレンダーを作る。

 韓国は昨年もユン・ソクホン氏の「大清湖(テチョンホ)のつらら」が選ばれ、2020年3月のカレンダーに起用された。2019年にはシン・ギュホ氏の「石の塔と日暈」がカレンダー表紙に、オ・クォニョル氏の「酷寒の朝を開く」が2月のカレンダーに使われた。

イ・グニョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
「石の塔と日暈」(シン・ギュホ作)世界気象機関2019年版カレンダーの表紙//ハンギョレ新聞社
「酷寒の朝を開く」(オ・グォニョル作)世界気象機関2019年版カレンダー2月//ハンギョレ新聞社
「大清湖のつらら」(ユン・ソクホン作)世界気象機関2020年カレンダー3月//ハンギョレ新聞社
https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/974735.html韓国語原文入力:2020-12-1716:38
訳H.J

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