韓国人写真家が撮った気象写真が2021年の世界気象機関(WMO)カレンダー写真に選ばれた。
気象庁は17日、「2021年カレンダー写真公募展」に韓国が提出した「霧に包まれた都市」(Fog City)の写真が選ばれたと発表した。
WMOは毎年テーマを決め、193の加盟国を対象に翌年のカレンダー写真を公募している。今年のテーマは「海洋、私たちの気候と天気(The Ocean, our climate and weather)」だった。
「霧に包まれた都市」は京畿道高陽市(コヤンシ)の北漢山や川、都市の夜景が霧と調和した幻想的で神秘的な姿を描いたパン・チュンソン氏の作品で、今年韓国気象庁の「気象気候写真展」で金賞を受賞した。
WMOは応募作1千点余りのうち最も美しく特異な気象現象を撮影した写真の最終13点(表紙1点、月別1点)を選び、カレンダーを作る。
韓国は昨年もユン・ソクホン氏の「大清湖(テチョンホ)のつらら」が選ばれ、2020年3月のカレンダーに起用された。2019年にはシン・ギュホ氏の「石の塔と日暈」がカレンダー表紙に、オ・クォニョル氏の「酷寒の朝を開く」が2月のカレンダーに使われた。