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特検「投票用紙公開検証」も…「生中継、生中継」スローガンでデモ

国民の力のチャン・ドンヒョク代表が28日、ソウル松坡区のオリンピック公園ハンドボール競技場で行われた選管特検による6・3地方選挙の投票用紙の公開検証で、イ・テハン選管特別検察官に抗議している/聯合ニュース

 「生中継!生中継!」

 28日、イ・テハン特別検察官チームが投票用紙の公開検証をおこなったソウル市松坡区のオリンピック公園ハンドボール競技場の2-3出口前で、デモ参加者たちがシュプレヒコールをあげはじめた。検証が予定されている競技場内から、特別検察官チームが現場撮影を禁止する方針を示したとの知らせが入ったのだ。「特検の職務遂行を妨害すれば、選管特検法に則って処罰されうる」という松坡警察署による警告放送があったにもかかわらず、「生中継」というスローガンは大きくなる一方だった。その後、デモ隊は警察官の少ない1-3番出入口へ移動し、「生中継」と記した簡易プラカードを掲げ、「特検は聞け」と言ってシュプレヒコールをあげた。拡声器まで用いたシュプレヒコールに、出入口を警備していた警官が後ろに下がり、耳をふさぐ様子も見られた。

 この日、選管特検チームと選管スタッフ500人あまり、国会で選定された参観団、与野党の国会議員らは、投票用紙の公開検証に臨むため、ソウルのオリンピック公園ハンドボール競技場に入った。警察は機動隊48部隊や対話警察など3000人あまりを配置。警察に阻まれた一部のデモ参加者が大声をあげて抗議したが、大きな物理的衝突には至らなかった。

 特検チームはこの日、ハンドボール競技場で松坡区の投票用紙約247万枚、現場の監視カメラ(CCTV)の映像などを検証した。投票用紙の増減や偽造、各種機器のエラー、外部からの侵入などを確認するためだ。特検チームはこの日、まず物品保管場所のCCTV映像で外部侵入の痕跡の有無を確認した。投票用紙保管箱を開封して投票用紙の総数と記入・印刷状態を確認し、問題のある投票用紙をより分けて精密鑑定の手続きを進めた。投票用紙分類機などの関連機器も回収し、ハッキングの有無を含むエラーの可能性を検討した。イ・テハン特別検察官は検証に先立ち、「大韓民国の選挙制度に対する国民の不信をよく認識しており、重い責任感と危機感をもって捜査に臨んでいる」と語った。

28日、松坡区のオリンピック公園ハンドボール競技場に「生中継」と記されたプラカードが置かれている=ソ・ユリ記者//ハンギョレ新聞社

 この日の検証現場では、特検チームが「映像や写真の撮影は禁止する」と発表したため、国民の力側の参観人の抗議で口論が繰り広げられた。国民の力の議員と参観人は「時間が遅れても撮影を認めろ」と抗議し、共に民主党側は「特検チームの手続きに従え」と対抗。大声が飛び交った。特検チームは緊急会議を行い、参観人の撮影禁止原則は維持しつつ、放送局の2台のカメラなどによる録画放送のかたちの撮影は認めた。

 競技場の外ではデモ参加者たちが「生中継」というスローガンを叫び、特検チームに圧力をかけた。「競技場内に要求の声を届けなければならない」として、録音した「生中継」というスローガンを車に搭載された大型スピーカーで繰り返し再生する者もいた。太極旗と星条旗を掲げた一部の参加者はシュプレヒコールをあげ、太鼓をたたきながら競技場の周囲を行進した。

 この日の公開検証後、問題のない投票用紙は選管が指定した別の場所に移される。選管の関係者は「(検証手続きの終了後)検証が完了した投票用紙は、選管が指定したセキュリティー完備の別の施設へ移される予定」だと語った。6月5日に蚕室7洞第2投票所から移されてから146日ぶりに、いわゆる「オリンピック公園デモ」に阻まれていた投票箱が運び出されることになる。投票箱が移されれば、このかん不正選挙論のスローガンが絶えることのなかったオリンピック公園デモも終息するとみられる。

チョン・ボンビ、ソ・ユリ、イム・チョルフィ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1284640.html韓国語原文入力:2026-10-28 17:36
訳D.K