原文入力:2011/07/28 10:55(785字)
イ・ヒョンソプ記者
"疑問提起より感動を伝えよ" 指針にも‘疑問’‘怒り’記事 あふれる
中国が去る23日に発生した高速鉄道事故にともなう国民の怒りに堪えられず報道統制に乗り出した。政府の発表に疑問を提起するより事故現場の感動的な話を伝えることに集中せよとの指針を記者たちに下したたのだ。
こういう事実は26日、米国にある<チャイナ デジタル タイムズ>が中国のブログなどで確認し暴露した。しかし、この指針は大きな効果は発揮できないと見られる。通常は政府を攻撃しない<新華社通信>や<中国日報>等の官営メディアらまでが‘高速鉄道事故の疑問点’とか‘説明のない政府に国民の怒り拡散’のような記事を報じている。中国官営紙<環球時報>は27日付で‘事故を扱う当局の傲慢な態度’を批判し 「こういう官僚的姿勢がインターネットに乗って広がる民主主義要求に応じられずにいる」と指摘した。
一方、事故で犠牲になった39人の身元は全て確認され、賠償と葬儀の手続きが始まった。これまでに犠牲者4人の遺族が50万中国元(8159万ウォン)の賠償金を受け取ることにしたが、一部の遺族は賠償金が少ないとして反発している。
温家宝総理は27日、国務院常務委員会を開き、この事故に対して厳正な調査を指示した。国務院は会議後に発表した声明で「科学的で法に基づく事実を知り是非の判断の原則により事故調査を進行しなければならない」として「事実関係を明確に明らかにした後、法規により責任を問う」と明らかにした。 イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr
原文: 訳J.S