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スイスも脱原発宣言…2034年までに原子炉全て閉鎖

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/479968.html

原文入力:2011-05-26午後09:54:57(763字)

チョン・ナムグ記者

日本、福島第1原子力発電所事故の後、ドイツが‘脱原発’方針を確実にしたのに続き、スイスも原発依存から完全に抜け出す道を模索している。
スイスの閣僚たちは25日に会議を開き、現在運用中の5基の原子炉を寿命が終わるにつれ廃炉し、原発の電力は新しいエネルギー源に切り変えることにしたと<AP>通信が26日報道した。

ドリス ルェタード環境長官は 「スイスが電力を原発に全く依存しない側に変わることを希望する」と話した。‘脱原発’計画が確定すればスイスの原子炉は2034年までの次々と全てが閉鎖される。スイスは現在、電力生産量の39%を原発に依存している。原子力発電所の稼動を中断する場合、現在56%である水力発電依存度をより高めていく計画だ。

日本、福島原子力発電所の事故が収拾がつかずにいる中で、スイスでは去る22日、2万5000人余りが参加した大規模反原発デモが行われた。スイスで大規模な反原発デモが起きたのは25年ぶりのことだ。

<朝日新聞>は「スイス閣僚が即刻原発閉鎖と現在運用中の原発が老朽化する場合、修理し延長使用するなどの方案を巡り議論した結果、現在の原発を修理せずに安全性が保障される中で次々と閉鎖することにした」と伝えた。新聞はまた「現在運用中の5000ヶ所以上の水力発電に付け加え、太陽光と風力など再生可能エネルギーの導入を増やし、原子力発電所に代えるだろう」と付け加えた。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S