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MB-金正日、中国介して‘間接対話’北韓-中国 首脳会談

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/479781.html

原文入力:2011-05-26午前08:45:09(1095字)
金委員長、胡錦濤・温家宝 連鎖会合
韓半島情勢など 韓国政府の立場 議論した模様

パク・ミンヒ記者

金正日北韓国防委員長が訪中6日目の25日、北京人民大会堂で胡錦濤中国国家主席と1年に3回目の首脳会談をしたことが分かった。金委員長は温家宝総理とも昼食を兼ねた別途の会合をしたものと観測される。
先週末の韓-中首脳会談に続き、中国の‘韓国、北韓 交差首脳外交’を通じた南北首脳の‘間接対話’が現実化したと見られる。南北関係が断絶した状況で中国が韓半島情勢の‘主役’として登場したわけだ。

25日午後5時頃(現地時間)金正日委員長の車列がものものしい警戒の中を北京中心部にある人民大会堂に入った。以後、約4時間にわたり金委員長は胡主席との首脳会談に続き 公式歓迎晩餐に参加したと伝えられた。まだ中国の公式発表が出てはいないが、両首脳は北核6者会談の再開など韓半島情勢に関する突破口の用意と 北韓-中国経済協力という二つの議題を集中議論したと見られる。両国首脳が膠着状態にある韓半島情勢を解決する具体的な合意を導き出したかに関心が集中する。北京の外交消息筋は「金委員長が6者会談を含め北核問題に対して以前よりは積極的な態度を見せ出口を作ろうとしただろう」と分析した。

この日午前11時30分頃には温家宝総理が乗ったと見られる車列が金委員長の宿舎である釣魚大路に入る姿が目撃された。去る22日、東京で李明博大統領と首脳会談をした温総理が北京に戻った後、直ちに金委員長と会い南北対話と韓半島情勢に対する韓国政府の立場を伝達したと見られる。消息筋は温総理との会談で、イ大統領が来年ソウル核安保首脳会議に金委員長を招請するという‘ベルリン宣言’と関連した韓国政府の具体的方針を説明したと伝えている。温総理は金委員長と会った席でイ大統領の立場を伝え、南北関係改善を強調したものと見られる。

先立って揚州・南京などを経る‘南巡’を終えた金委員長はこの日午前9時頃、北京駅に到着し直ちに北京の国賓館である釣魚台へ向かった。キム委員長は午後遅くまで宿舎の釣魚台に留まり中国指導部と相次ぎ会談したものと見られる。午後には習近平国家副主席が金委員長と別途の会合をしたという観測も出ている。

北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S