原文入力:2011-02-21午後07:47:28(804字)
現地反応
キム・ヨンヒ記者
インドネシア政府側は21日(現地時間)韓国国家情報院要員らがインドネシア特使団のホテルの部屋に入り情報を盗んだという疑惑に対し、盗難に遭った軍事機密はないと明らかにした。だが、野党側では国家安保と関連したこととし、これを争点化する態勢だ。
インドネシアの英字紙<ジャカルタ グローブ>によれば、政務および法務・安保担当長官であるチョコ スヤントはこの日「消えたり盗難に遭ったラップトップには産業長官のあるスタッフのもの」とし「両国間経済協力に関する情報が含まれているだけで、当時 特使団の国防長官は軍事情報を持って行かなかった」と話した。
だが、軍出身野党議員で下院国防委所属トゥバグス ハサヌディンはこの日<ジャカルタ ポスト>に実際に情報を盗まれた可能性が高く見えるとし「これは国家安保にとって当惑せざるを得ない事件」と指摘した。彼は「こうしたことが発生するということは、我々の防衛システムがどんな状態かが分かるということだ」と政府を批判した。
彼はまた、韓国型高等訓練機 T-50購買は公開的に進行されるため、今回の事件はT-50ではなく2009年から両国が進めてきた韓国型戦闘機(KFX)プロジェクトと関連する可能性があると主張した。ハサヌディン議員らは2009年の李明博大統領インドネシア訪問以後 インドネシアが事業費の20%にあたる80億ドルを投じると発表された韓国型戦闘機プロジェクトが北韓を刺激し中立位置をき損しかねないとし再評価を主張してきた。
キム・ヨンヒ記者 dora@hani.co.kr
原文: 訳J.S