原文入力:2010-11-08午後08:12:14(850字)
両国基本合意 終わる…朝鮮王室儀軌 含む
目録 今後発表…日本‘返還’表現 使わないことに
チョン・ナムグ記者、イ・ヨンイン記者
去る8月10日‘韓日合併100周年談話’で菅直人日本総理が韓国に戻すと明らかにした朝鮮王室儀軌など宮内庁保有の韓国文化財が1000点を超え韓国に返還されると発表された。
<朝日新聞>は8日 「韓国政府が引渡しを要求している朝鮮王室儀軌など文化財と関連し両国政府が基本合意をした」とし「近い将来、両国外相が電話会談を経て最終合意し、閣僚会議の議決を経る予定」と報道した。この新聞は韓国に渡される文化財は朝鮮王室儀軌とその他に‘複数の文化財’と伝えた。
外交消息筋は 「植民地時代に総督府を通じて搬入し日本宮内庁が保有することになった図書は全て対象になったと理解する」 と話した。他の外交消息筋は「我々が予想したものより多い」として「朝鮮王室儀軌を含め1000点を越えると理解している」と話した。具体的返還目録は両国外交長官署名の後に発表されると発表された。
しかし文化財を戻す手続きを進行しながら、日本側は公式に‘返還’という表現を使わないと伝えられた。<朝日新聞>は「韓国は文化財の所有権が韓国にあるだけに‘引渡し’ではなく‘返還’という表現を使ってくれと強力に要請したが、これを巡り両者が妥協し‘返還’という表現は使わないことにした」と説明した。菅総理は談話では‘引渡し’と表現した。
新聞は今週末、横浜で開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議で両国間首脳会談が開かれる時、引渡しを確認するものと判断されると付け加えた。
東京/チョン・ナムグ特派員、イ・ヨンイン記者 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S