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‘新しい歴史教科書をつくる会教科書 ’使う日本の学校 4年間で4倍↑

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/386399.html

原文入力:2009-11-06午後11:41:02

キム・トヒョン記者

日本で極右色彩の‘新しい歴史教科書をつくる会’(セヨクモ)系列が出した教科書採択率が4年前より4倍も増えたことが分かった。日本文部科学省は5日、来年度から使う高等学校・中学校の各種教科書採択現況を調査した結果、新しい歴史教科書をつくる会系列の中学校歴史教科書である‘自由社’版と‘扶桑社’版の採択率が各々1.1%(1万4019冊),0.6%(7250冊)、計1.7%と集計されたと発表した。

全体的には微々たる数値だが、歴史わい曲問題で新しい歴史教科書を作る会の教科書採択問題が社会的イシューとなった2005年の0.4%(4912冊)に比べれば4倍以上増えたことになる。

新しい歴史教科書を作る会は最近教科書編纂執筆陣内部の路線闘争と出版社との葛藤で自由社版と扶桑社版が各々出版され採択戦を行ったが、内容面ではほとんど変わるところがない。日本では私立の場合、学校別に教科書を採択し公立は地方自治体の教育委員会が決めるが、自由社版が増えたのは最近、親‘新しい歴史教科書をつくる会’人物が教育長を務める横浜教育委が市内8ヶ区71ヶ学校でこの教科書を採択したことが決定的だった。

東京/キム・トヒョン特派員aip209@hani.co.kr

原文: 訳J.S