本文に移動

ドイツ 若者 70%“資本主義は不公正”

https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/363017.html

原文入力:2009-06-29午後08:36:48
20~35才 3分の1が非正規職

‘危機の子供たち.’
インターン社員と非正規職を転々とする20~35才のドイツの若者たちに対して時事週刊誌<シュピーゲル>は最近こういう題名で特集記事を載せた。‘ドイツ版88万ウォン世代’である青年たちの失業と非正規職問題が深刻な社会問題に浮上した。

何年か前から‘実習世代’という新造語が生じるほどインターン社員らに対する搾取が深刻で、経済危機とともに状況は急激に悪化している。

<シュピーゲル>は失業と非正規職問題の核心に立っている現在の若い世代は‘有能だが機会を持つことが出来ない世代’と規定する。

この雑誌は20~35才のドイツの若者の中で半分が失業を経験しており、30才未満の若者2人中1人は短期契約職として仕事をしたことがあると伝えた。若者たちの中で3分の1はインターン社員や派遣勤務など非正規職として雇用された状態だ。社会学者ロナルドゥ ヒツルロは<シュピーゲル>に「今の若い世代は日常的に不安定な雇用形態を経験している」として「これらは続く不安定な状態に耐える方法を体得しなければならないだろう」と話した。

不安定な雇用とテロ威嚇など不安な社会の中で生きているドイツの若者たちは資本主義に対する不満を抱いているものの非政治的であり集団的抵抗は敬遠する傾向であることが明らかになった。

<シュピーゲル>が先月末20~35才の若者500人を対象に実施した調査結果によれば、回答者の70%は‘資本主義が貧益貧 富益富を量産する不公正なシステム’と答えた。しかし、60%は‘資本主義以外に代案はない’とも答えた。人生で最も重要と思う価値はなにかという質問に‘正義’を優先順位に選ぶ回答者は4%に過ぎなかった。家族,健康,愛,友情のような個人的価値が上位を占めた。

ドイツ青年雑誌<ネオン>の編集長チーム クルロチェクは「現代の若い世代の意識に最も大きい影響を及ぼした事件は9・11同時テロと昨年の秋に始まった世界金融危機」として「これらはイデオロギーに執着しないがビジョンはなく難しい状況をよく耐え抜くが連帯することもできない」と話した。

ベルリン/ハン・ジュヨン通信員 juyeon@gmx.de

原文: 訳J.S