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"FBIがあなたのiPhoneを覗き見してる"

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/550367.html

原文入力:2012/09/05 22:32(959字)

ハッカー組織、FBIハッキング資料公開
"個人情報 1200万件 出てきた" 主張

 有名ハッカーグループが米国連邦捜査局(FBI)が管理していたファイルとだとしアップル機器使用者の個人情報が記録されたファイルを公開した。 連邦捜査局は直ちにこれを否認したが、もし事実なら国家がスマートフォンを通じて個人を監視しているという論難が大きく起きうる事件だ。

 世界最大のハッカーグループ アノニマスの下部組織の一つであるアンティセクは去る2日ホームページを通じてiPhone、iPad、i-Podタッチなどアップル機器使用者100万人のアップル使用者識別ID(UDID)が記録されたファイルを公開した。 彼らはこのファイルが連邦捜査局要員のノートブックをハッキングして入手した個人情報1200万件の一部だとし、連邦捜査局がアップル機器を使っている人々を監視している証拠だと主張した。 アンティセクは個人情報は削除してIDだけを公開したが、元のファイルにはより多くの個人情報が含まれていたと主張した。

 <ニューヨークタイムズ>は4日保安専門家たちの分析を引用してそのファイルがアップル機器使用者の個人情報を含んでいるのは事実だと伝えた。 このファイルに含まれたものはアップル機器の使用者識別IDと氏名、機器名、電話番号、住所などだ。 実際<ニューヨークタイムズ>の職員の1人が使っているiPad識別IDもこの名簿に含まれていた。

 連邦捜査局はこの日発表した声明を通じて「連邦捜査局のノートブックがハッキングされたこともなく、連邦捜査局はそのようなデータを集めたこともない」と反論した。 だがアンティセクが連邦捜査局との関連性に関する証拠として提示したファイルに登場する‘連邦サイバー捜査・訓練連盟’(NCFTA)との関連性に対しては沈黙した。 この機関は退職した連邦捜査局要員が設立したものだ。

イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr

原文: 訳J.S