原文入力:2012/08/10 11:35(875字)
←李明博大統領の独島訪問計画を報道した10日付日本朝刊新聞
側近拘束など政治的窮地からの脱出のためという分析も
日本の主要新聞は10日、李明博大統領が独島を訪問するという便りを一斉に1面トップ記事で報道した。 日本政府は9日夜から外交経路を通じて‘訪問中止’を要求し、李大統領が独島訪問を強行した場合、大使召還など強力な対応措置を検討中だと伝えられた。
<朝日新聞>は 「韓国大統領が今日独島を訪問することにした」として「駐韓日本大使館がそのような情報を入手し、日本政府が韓-日関係に大きな悪影響を及ぼすとし強力に中止を要求している」と報道した。
この新聞は「韓-日両国が領有権を主張しているが、韓国が実効支配している独島に2008年ハン・スンス当時総理が訪問したことがあるが、大統領が訪問した例はない」と伝え、「訪問するならば強く対応せざるをえない」という日本政府高官の話を伝えた。
<産経新聞>は「韓国政府が大統領の独島訪問を強行すれば抗議表示のために直ちに武藤正敏 駐韓日本大使を召還することにしている」と報道した。
玄葉光一郎 日本外相はこの日午前、記者たちと会い、「昨夜そのような情報に接して事実関係を確認してきたし、訪問を自制するよう強力に要求している」とし「(訪問)意図が何であれ、毅然として対応する」と話した。 日本政府の官吏たちは「昨夜には韓国外交通商部も状況を正確に把握できずにいるようだった」として 「韓国側に電話をかけても受けなかった」と話した。
日本政府内部からは大統領府が大統領側近の相次ぐ拘束など政治的窮地に置かれている状況で、何か突破口を探すために独島訪問を推進したのではないかという分析が出てきている。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/546572.html 訳J.S